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面接官は何を見ている?面接を突破する“好印象”の与え方

就職あるいは転職活動のときに「面接官に好印象を与えられたかどうか」を気にする方は多いのではないでしょうか。「どんな受け答えや立ち居振る舞いをすれば好印象を与えられるのか、面接官の見るポイントが分からない」と悩みすぎて、なかなか面接が突破できないという方もいます。

そこで本記事では、対面とWEB面接の違いなども含めて、面接官が何を見て判断しているのかを解説します。これから面接対策を始める方、もうすでに面接を受けている方も、ぜひ参考にしてみてください。

就職・転職面接で面接官が見るポイントとは

就職や転職時の面接で面接官が見ているポイントを、「外見」「話し方」「資質」「一貫性」の4つの観点に分けてご紹介します。

外見

第一印象で与えた印象は、なかなか払拭できないものなので、“自分史上最高の外見”を心がけて面接に臨むようにしましょう。

・清潔感

まずは、社会人として信頼に値する人物だと証明するためにも、清潔感のある外見に整えておくことは重要なことです。毛先や爪先が荒れている・乾燥しているなどがないか、靴や持ち物に汚れ・傷などがついていないかを確認しましょう。

髪の毛は、美容院などでセットしやすい状態にしておくと、枝毛や乾燥などでまとまらなくなるということは避けられるので、ぜひ面接前に整えておいてください。

女性の場合は、メイクの方法によって清潔感が損なわれる場合もありますので、華美になりすぎずハキハキとした印象を加え、健康そうな血色を足してくれるようなメイクをおすすめします。

・身だしなみ

髪型・服装・持ち物のデザインは、TPOにあったものになっているでしょうか。その企業が行う事業との親和性、面接という場面との親和性がある身だしなみができているか、面接前に姿見で確認しておくと安心です。

話し方

面接官に対する話し方も、与える印象が大きく変わってくる要素のひとつです。

・結論から話せるか

日常的に結論から話すように心がけておくと、面接時にも相手に情報が伝わりやすく、話し方で説得力もプラスにできるという利点があります。また、結論から話すことで、ロジカルな考え方ができる人物だということも、面接官に伝わります。

・意欲が伝わるか

面接官に企業や仕事にかける思いを理解してもらうためには、その企業にどれだけ入社したいのか、なぜこの企業でなければならないのかが伝わる話し方が求められます。初めて聞いた人でも、そういう理由だったら納得できると言ってもらえるような理由を自己分析で見つけて準備しておきましょう。

・初めての相手にも理解できるように話す

同じ会社・同じ立場であれば共通認識がある程度そろっているため、普段の言葉遣いで、ある程度内容を理解してもらえる可能性が高いです。しかし、面接でお会いする面接官の場合は、自分と同じような立場にいる方と会うケースは少ないです。

そういうときのために、業界や前職を知らない人でも内容が理解できるような話し方を心がけておくと、あらゆる人材とも一緒に仕事ができる人だと判断してもらえる可能性が高まります。

資質

その方の持っている資質がその企業とマッチしているかどうかも、面接で見られる重要なポイントです。

・必要スキルを持っているか

求人に応募してきている方は、必要スキルを持っている方が多いですが、その企業に合うスキルを持っていることは、改めて明確にアピールするようにしてください。

「話の流れのなかで分かってもらえるだろう」という考えではなく、御社が必要としている◯◯の能力は、◯◯の業務のなかで◯年間携わってきたため、必要スキルを備えています。そのため、入社したら即戦力で働けると考えています」などと、明確に伝えることが重要です。

・自社に合うか

面接官は、自社に合うかどうかも重視しています。仮にスキルがあっても自社のパーソナリティに合わない場合、採用を見送るケースも少なくありません。企業ホームページや面接の雰囲気などでも、その企業の雰囲気は見て取れるはずです。

無理に合わせる必要はありませんが、少々その企業寄りの表現にするなどの配慮をすると、自社に合っていると判断してもらいやすいでしょう。

一貫性

話している内容やこれまでの経歴に一貫性があるかも、面接官が見る重要なポイントです。

・転職理由

転職理由と今回の転職理由の一貫性があるかは間違いなく見られるポイントです。例えば、転職理由が勤務条件だったにも関わらず、あまり違いがない会社に応募している場合などは、一貫性を疑われる可能性があります。

・ビジョン

前職への入社・退職・今回の転職活動で、一貫しているビジョンがあるかどうかを見られます。具体的な目的や経歴すべてが一貫していないケースもあるため、その場合は抽象的な目的としてのまとまりがあるかを見られます。

例えば、「業種はバラバラでも目の前のお客様に幸せになってもらいたいという点では、どの会社でも目的が一緒」などがこの場合に当てはまります。抽象的なビジョンであっても、その企業の掲げる理念やビジョンにフィットしていて、入社理由が明確になっていれば問題ありません。

対面とWEB面接で異なる面接マナー

最近ではWEB面接がスタンダードになってきていますが、対面での面接を重視する企業も多いため、両方のマナーをご紹介します。

対面面接の場合

対面面接では、WEB面接では見たり感じたりすることができない細かい点まで、面接官は見ることができます。そのため、一層緊張感を持って臨むことが大切です。

・目線・姿勢

WEB面接に慣れた方が対面の面接でやりがちなNG行為として、目線を合わせられない・時間が経つと姿勢が崩れる・バッグの置き方を間違って面接中に何度も倒れてしまうなどがあります。

目線は相手の目を見て話したり、聞いたりすることが大切です。面接官が複数いる場合でも、それぞれときちんと目を合わせながら対話できるように注意しましょう。

姿勢については、椅子により掛かる・体が傾く・首が前に出てしまうなどがないように、姿勢をキープする癖を普段からつけておきましょう。また、バッグの置き方は自分の脚に当たらないように置くこと、自立しない場合や荷物に偏りがある場合は、そもそものバッグを変えるか、あるいは面接前に傾きを直すなど倒れず自立するようにしておくとよいでしょう。

・服装・持ち物

服装や持ち物は、対面でお会いするため、入室・退室に伴う動きに不具合がないような服装、持ち物をおすすめします。動いたときに裾が出てしまうような丈やデザインの服、持ち運ぶ際に音が気になるようなデザインのバッグは持たないなど、面接中・前後含めて相手の気が散るような服装や持ち物を避けるようにしましょう。

・入室・退室時に注意すべき点は?

対面面接の場合、WEB面接にはない入退室の動作があります。特に入室時は第一印象が決まる重要なシーンであるため、注意しましょう。入室する際には、3回ノックをして待ち、「お入りください」という声があったら「失礼致します」と言ってから入室してください。

入ったらドアのほうに向き直り、ドアを静かに閉めます。振り返ってから面接官のほうを向いて、「宜しくお願いいたします」と伝えて一礼しましょう。椅子が用意されているため、その椅子まで移動して横に立ち、バッグを置いて正面を向きます。

そのまま自己紹介を求められる場合もあれば、「お座りください」と促されることもあります。指示通りに行動しましょう。自己紹介を求められた際、新卒であれば大学名と名前、転職であれば名前のみを伝え、「本日は宜しくお願いいたします」と言ってから一礼します。「お座りください」と言われた場合は、「失礼いたします」と言ってから一礼して座ってください。

姿勢が崩れないように浅く腰掛け、背筋を伸ばして座りましょう。

退室の際には、椅子から立ち上がって横に立ち、「本日はありがとうございました」と伝えて一礼。ドアに向かって歩いてドアの前で振り返り、「失礼いたします」と言ってドアを開け、お辞儀をする形でドアを閉めて退室します。

ポイントは発言する際に、目線を合わせることです。良い印象を残せるように、微笑むくらいの笑顔で挨拶しましょう。

WEB面接の場合

WEB面接の場合も、対面とは異なることが多いため注意が必要です。

・カメラ位置・照明・目線

カメラの位置によっては見下ろすような角度になってしまうため、自分の目線の高さにカメラがくるように注意してください。また、照明次第で人物自体の明るい・暗いというイメージが変わってしまうので、気をつけましょう。

また、目線については、ついつい画面上の相手の目を見てしまいますが、なるべくカメラを見るように心がけてください。

・服装

WEB面接だからといって、上しか着替えないというのはNGです。対面と同様の緊張感を持ってシワひとつないスーツや服に着替えましょう。いい緊張感が持てるような演出を自分でできるようにしておくことが重要です。

面接で好印象を与える3つの準備

最後に、面接で好印象を与えるための3つの準備をご紹介します。

自然な笑顔

力みのない自然な雰囲気で笑顔が出せるようになると、第一印象がとても良くなります。緊張する場面でも、自然な笑顔で「今日は宜しくお願いいたします」と言えるように、普段から笑顔の練習をしておきましょう。

自己分析

自己分析をして「自分のキャリアビジョン」「スキル」「資質」「今持っている能力」を把握しておけば、これから自分に何が必要なのか、そのために◯◯社に入ることが必要だという言葉の説得力が増します。これまで自分では気がついていなかった長所にも気づくこともあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

企業側が自分を採用するメリット

自己分析とも似ていますが、「自分を雇うとその会社にどういうメリットを提供できるか」を明確にしておきましょう。スキルや資質のアピールができても、結局面接官が「同じようなスキルや資質を持った人材と何が違うのか?」と最後に迷われることを考えてみてください。

採用するメリットを伝えることで、業界や企業の研究、自己分析、その企業で働くイメージができている人物だと理解してもらえます。内定がもらえるかどうかの明暗を分けることになるため、ぜひ準備しておきましょう。

まとめ

これから就職・転職活動を考えている、まさに面接対策中という方のために、面接官が面接で見るポイントや判断基準についてご紹介しました。対面とWEB面接で異なるポイントや好印象を与えるための準備など、「気をつけていたつもりだったけれど、もっと準備すべきだったかもしれない」と感じたポイントもあったのではないでしょうか。

今回紹介したポイントを押さえて事前に準備しておけば、仮に落ちたとしても相性の問題と割り切って次に進めますし、「もっと準備しておけばよかった」と落ち込んで時間を無駄にすることはなくなります。 自分でやりきったと思えるくらい準備をして希望通りの職場に就職できるよう、ぜひ参考にしてみてください。自分にフィットする就職・転職先に入社できれば、これまで以上のパフォーマンスが発揮でき、あなたのキャリアの幅を広げてくれるはずです。