皆さんご存知のとおり、農業者は農畜産物を育て、それを販売することで収入を得ています。しかし、個人で販売する場合、販売先の確保や価格交渉など、生産活動以外にも労力を要します。そこで、生産した農畜産物をまとめ、個人ではなく「産地」として販売するための組織として作られたものが『JA(農業協同組合)』です。JAが農畜産物をまとめることで、農業者の販売に要する労力が減るだけでなく、物量が確保でき、さらには規格統一により品質も向上するため、市場では個人で販売するより高値で販売することできます。このように、一人ひとりでは経済的に弱くても、JAとしてまとまることで大きな力を発揮することができます。