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派遣社員という選択肢~メリットと新しい働き方を徹底解説~

男女が指を立てている

「派遣=不安定」というイメージもあるかもしれませんが、派遣という働き方には良い点も多くあります。

この記事ではライフスタイルやキャリアに合わせて働き方を選びたい方のために、派遣社員のさまざまなメリットや安心できるポイントをわかりやすくご紹介します。

派遣社員という働き方が注目されている理由と背景

さまざまな雇用形態があるなかで、なぜ派遣社員という働き方を選択している方が増えてきているのでしょうか。

まずはその理由や背景に迫っていきましょう。

 働き方改革や人々の価値観の変化

近年、日本では「働き方改革」が進められ、多様な働き方が尊重されるようになりました。

正社員としてフルタイム勤務する以外にも、ライフスタイルや人生のステージに合わせて柔軟な働き方を選ぶ人が増えています。

たとえば
「子育てと両立したい」
「介護が必要な家族がいる」
「自分の趣味や副業に時間を使いたい」
といった理由から、あえて派遣というスタイルを選択する人も多くなっています。

価値観が多様化した現代において、“自分らしく生きるための選択肢”として派遣社員が注目されているのです。

働き手からの需要

派遣という働き方は、特定の年代や属性だけに人気があるわけではありません。

たとえば、
・子育てや介護などの事情で長時間の勤務が難しい主婦層やミドル世代
・未経験からのキャリアチェンジを目指す若い世代
・定年退職後の再就職を考えるシニアなど
幅広い層から選ばれています。

「今までと違う業界に挑戦したい」「新しいスキルを身につけたい」といったニーズも、派遣という働き方であれば実現できる可能性があります。

柔軟な就業形態が可能

派遣の大きな特徴の一つが、柔軟な就業条件を選択できる点です。

たとえば
「週3日だけ働きたい」
「短時間勤務が良い」
「土日は休みたい」
など、細かい条件を重視して仕事を探すことができます。

また、転勤の心配がなく、残業や休日出勤も少ないため、家庭やプライベートの時間を大切にしたい方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

正社員と派遣社員の違い

これまで主流であった正社員という雇用形態と派遣社員では、主に以下のような違いがあります。

雇用契約の違い

正社員は企業と直接、無期雇用契約を結びます。
基本的に定年までの雇用が保障され、雇用の安定性が高いのが特徴です。

一方、派遣社員は派遣会社と有期雇用契約を結び、派遣先企業で働きます。
契約期間は3ヶ月、6ヶ月などと決まっており、同じ派遣先で働ける最長期間は3年までと定められています。

とはいえ、契約更新や新たな派遣先の紹介を通じて、長く安定して働いているという方も少なくありません。

仕事内容・働き方の違い

正社員の場合、さまざまな業務に従事し、時には配置転換や転勤も命じられることもあります。
業務範囲が広く責任も大きい反面、スキルの幅を広げたり昇進を目指したりする機会も豊富です。

派遣社員はあらかじめ決められた職務内容や就業時間で働くことがほとんどで、残業や異動が少ない傾向にあります。

特定の業務に集中できるため、
「自分のペースで働きたい」
「プライベートと仕事のバランスを重視したい」
という方に適しているでしょう。

一方で、一つの職場で経験できる業務、得られるスキルの幅はどうしても狭くなってしまうという側面もあります。

キャリア形成の違い

正社員は年功序列や昇進・昇給といった安定したキャリアパスを描きやすい一方で、派遣社員はさまざまな職場や職種を経験することで幅広いスキルや知識を身につけることができます。

最近では「紹介予定派遣」や「派遣から正社員登用」といった制度を利用し、派遣での実績を活かして正社員へステップアップするケースも増えています。

自分のペースでキャリアを積みたい、幅広い経験を得たいという方にとっては大きな強みです。

福利厚生やサポート

これまでは「派遣=待遇が悪い」というイメージが強くありましたが、近年は変化が見られます。

大手の派遣会社を中心に、社会保険や有給休暇、産休育休、健康診断などの福利厚生を充実させる動きが進んでいます。

また、スキルアップ研修やキャリア相談、就業後のフォロー体制も整っており、安心して働ける環境づくりが進んでいるのです。

派遣社員で働く具体的なメリットとは?

実は、派遣社員で働くメリットはさまざまあります。
ここからは派遣社員の利点について見ていきましょう。

以下のような点に魅力を感じるのであれば、派遣社員という働き方を検討してみるのもいいかもしれません。

柔軟な働き方ができて理想のライフスタイルが実現しやすい

派遣社員の最大の魅力は、何といっても自分らしい働き方を柔軟に選択できることです。

勤務地や勤務時間、曜日、短期・長期など、希望に合わせた働き方が可能です。
たとえば、子育て中の方は「午前中だけ」「週3日だけ」といった形で無理なく働けます。

副業や起業準備と並行しながら派遣で働くことで、将来への準備と生活の安定を両立させることも可能です。

多彩なキャリア・スキルアップの機会がある

派遣社員は、未経験者でも応募できる求人が豊富に用意されているため、これまで経験のない業界にチャレンジしたい方、新しいスキルを身につけたい方にも向いています。

さまざまな職場や業務を経験することで、幅広いスキルや知識を得られ、将来的なキャリアの選択肢も広がるでしょう。

派遣先での仕事ぶりが評価されれば、正社員への道が開ける可能性も高まります。

派遣会社のサポートを受けられる

派遣社員は、就業前から派遣会社の担当者によるキャリア相談やお仕事紹介、面接対策といったサポートを受けられます。
就業後も定期的なフォローや相談窓口があり、職場でのトラブルや人間関係の悩みも気軽に相談できます。

また、福利厚生も充実してきており、社会保険・雇用保険・有給休暇・産休育休・健康診断・スキルアップ講座など、正社員に近い待遇を受けることも可能です。

職場で困ったことがあった場合も、間に派遣会社が入って調整やサポートをしてくれるので、安心して働くことができます。

どんな人が派遣社員に向いている?

派遣社員には以上のようなメリットがあり、特に以下に当てはまる方は理想の働き方が実現できる可能性があります。

ライフ・ワーク・バランスを重視する人

家庭やプライベートの時間を大切にしたい方、子育てや介護などでフルタイム勤務が難しい方には、柔軟に勤務時間や勤務日を選択でき、残業や転勤もほとんどない派遣という働き方が適している可能性があります。

さまざまな経験を積みたい・スキルを磨きたい人

新しい環境や仕事に挑戦したい方、いろいろな職場で自分の可能性を広げたい方も派遣が適している可能性があります。

職場や業務が変わるたびに新たな発見や経験が得られ、結果的に幅広いスキルを身につけることができます。

キャリアチェンジしたい人

「今の仕事から別の業界・職種に移りたい」
「一度キャリアをリセットして再出発したい」
といったキャリアチェンジ志向の方にとっても、派遣社員は有効な選択肢になります。

未経験分野に挑戦しやすく、まずは派遣で“お試し”として働いてみるという選択も可能です。

派遣社員よくある不安Q&A

最後に、派遣社員で働こうと思っている人がよく抱えがちな不安に対して、Q&Aで解消していきます。

Q:契約期間はどれくらいですか?また、契約が終わったら切られてしまうのですか?

派遣社員は基本的に有期契約ですが、契約満了後も派遣会社が次の職場を紹介してくれるので、安心です。同じ派遣先で働けるのは最長3年ですが、派遣で経験を積んだ後に正社員として登用される「紹介予定派遣」の求人も増えています。もし契約が終了しても、担当者がしっかりサポートしてくれるので、過度に不安になる必要はありません。

Q:やはり給料や待遇は正社員よりも悪いイメージがあります

たしかに、派遣社員は時給制が多く正社員よりは不安定ですが、経験やスキルに応じて時給が上がるケースも多いです。最近は交通費や福利厚生も手厚くなり、大手派遣会社を中心に「正社員並み」の待遇が用意されることも増えてきました。「派遣=安定しない、低賃金」というイメージは、必ずしも当てはまらなくなっています。

 Q:どうしても派遣で働くことに対して不安です

派遣会社の担当者にしっかり相談し、不安や疑問点をすべて質問してみましょう。複数の派遣会社を比較し、自分に合ったサポート体制や福利厚生が充実した会社を選ぶことが大切です。

まとめ

派遣社員は、「自分らしい働き方」を実現できる選択肢の一つです。

未経験でも新しい業種や職種にチャレンジでき、さまざまな経験やスキルを身につけることができます。
ご自身に合った派遣会社や派遣先企業を選ぶことで、満足度の高い働き方を実現できるはずです。

希望する環境で働くためには、まずは派遣会社選びが肝心です。
以下の記事を参考に、いくつか候補を選んでみましょう。
失敗しない!派遣会社の選び方とタイプ別おすすめポイント

安心して働くためには、派遣社員でどれくらい稼げるかを知っておく必要があります。
以下の記事では地域や職種別に時給の相場をご紹介しています。
派遣時給の差を知る!職種・地域・条件別リアル相場と選び方