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ポイントを押さえれば大丈夫!50代の転職のすすめ

ビジネスパーソン男性

50代になると転職するのも厳しくなると言われていますが、もうほかの道に進むのは難しいのでしょうか?それともまだチャンスはあるのでしょうか?

今回は50代の転職の実情や成功するために意識しておきたいポイントについてご紹介します。

他にも年代別の転職をご紹介しております。

50代の転職は難しい?理由は?

50代の方の転職は、20代~30代の若年層の方と比較するとかなり難しくなるのが現実です。まずはデータでその実情を見ていきましょう。

50代の転職の実情

厚生労働省がまとめた『令和3年雇用動向調査結果の概況』によると、50~54歳男性の転職による入職率は4.6%、女性は8.5%、55~60歳の場合は男性が5.2%、女性が6.7%となっています。

20代は男女とも10%を超え、30~34歳でも女性は11%、男性は9.2%であることを考えると、やはり50代で転職できている人の割合は少なく、厳しい状況といえそうです。

50代の転職が難しいと言われる理由

それではなぜ50代になると転職が難しくなってしまうのでしょうか。その理由を考えてみましょう。

求人が少ない

まずは50代向けの求人が圧倒的に少ないことが挙げられます。雇用対策法によって、求人に年齢制限を設けるのは原則禁止されています。しかし、多くの企業としてはなるべく若い人を雇いたいというのが本音であり、年齢制限は明記しないものの、若年層の採用を前提として求人を出すケースが多いです。

そうした中で、年齢不問あるいは50代を前提とした求人はどうしても少数になってしまいます。

高い専門性やマネジメントスキルが求められる

企業が50代の人を採用する場合、単なる実務要員としてではなく、高い専門性やスキルを求めているケースが多いです。課長職や部長職などの管理職、あるいは経営層を外部から入れるために50代に向けて求人を出すケースも珍しくありません。

高い実務能力に加え、専門的な知識やスキル、マネジメントの経験、成果を上げた実績などがないとなかなか評価されづらいのが実情です。

指示や指導をするのに気が引ける

50代が一般社員として中途で入社するとなると、指導役の社員や直属の上司、あるいは経営者の方が年下になってしまうケースも想定されます。年上の後輩や上司に指示や指導をするのは気が引けるため、中高年の採用を控えている企業も少なくないのです。

すぐに定年を迎えてしまう

企業としては人材を育成してなるべく長く勤めてほしいと考えています。50代で入社した場合、数年~十数年で定年を迎えてしまうため、やはり定年までに十分な時間がある若年層の方が有利になってしまいます。

50代の転職を成功させるポイント

シニア女性

50代の転職はどうしても若年層と比較すると厳しい傾向がありますが、一方で多くの方が50代になってからでも転職されています。ここからは転職を成功させるためのポイントについて見ていきましょう。

専門性やマネジメント経験をアピールする

50代ともなると20年、30年と仕事を続けてきた年代であるため、高い専門性やマネジメント経験が備わっているものとみなされます。これまでの経験をアピールし、それが応募先の企業とマッチしているものであれば、50代の方でも十分に採用される可能性が高いです。むしろ、経験と知識がある分、若年層よりも有利に立てるかもしれません。

現職あるいは前職での業務内容やご自分のスキルはもちろん、立場や実績などを具体的にアピールしましょう。単に「課長として部署をリードしてきました」という内容ではなく、「30人以上が在籍する営業部門の課長職に従事していました。営業フローの見直しやマニュアル、トークスクリプトの整備を行い、私をはじめマネージャ層が同行・指導することで、部署全体の営業スキルがアップし、3年で50%以上の売上増を達成しました」というように、具体的なエピソードや数字を交えてアピールすると説得力が増します。

年齢不問の求人を探す

50代の方が若年層を前提とした求人に応募しても効率が悪く、仮に入社したとしても希望する仕事に携われない、待遇が低いなどの問題が発生する可能性もあります。

応募する際には、その求人が何歳の人を前提としているか?を見極めましょう。例えば、採用メッセージの中で「50代の方が活躍中」「年齢不問」と強調されていれば、50代も対象となっている可能性が高いです。また、「管理職○年経験者」「営業経験○年以上」というような条件が付けられている場合、若さよりも経験を重視していることが分かるため、50代でもチャンスがあります。

条件に固執しすぎない

転職をすると待遇が低下する可能性もあります。特に現職で定期昇給・昇進がある会社に勤められている場合は、給料が下がってしまうケースが多いです。また、50代は子どもの進学や住宅ローンの返済、老後の備えなどでお金が一番かかる時期でもあります。

とはいえ、条件に固執しすぎてしまうとなかなか転職できません。自分が譲れない絶対条件と妥協できる点を考えておき、多少は譲歩するのも大切です。

自分の強みを見つめ直す

転職を機に改めて自分の強みを見つめ直してみることをおすすめします。同じ会社で同じ仕事をすると、「自分はこれが得意」「これが苦手」と思い込んでしまいがちです。しかし、第三者的な目線で見つめ直すと「自分はこれもできる」「自分にはこんな強みもある」といった、新たな発見ができ、それが強力な武器になります。

自己分析を行うことでご自分に合った転職先が見つかる可能性も高まるため、ぜひこれまでの人生を振り返ってみましょう。

50代の転職でおすすめの業種・職種

男性マネージャー

ここからは50歳で転職するのにおすすめの業種・職種をご紹介します。どのような仕事に転職しようか迷われている方は、こちらも参考に考えてみましょう。

現職と近しい業種・近しい職種

50代の場合、現職の経験を活かせる職場に転職するのが一番確実で有利といえます。例えば、メーカーで技術職をしているのであれば、他のメーカーの技術職や営業職に転職することで、経験と知識を活かすことが可能です。メーカーの営業職から商社や販売店、ユーザーに転職するのもいいかもしれません。

ご自分の経験とスキルを最大限活かすのであれば、まずは現職と同じか近しい業種・職種で検討してみましょう。

管理職・経営者

管理職や役員を経験されているのであれば、同様に管理職や役員として転職するという方法も効果的です。特に50代向けの求人には「工場責任者募集」「営業部長職募集」「執行役員募集」というように、役職者を募集しているものも少なくありません。こうした求人に応募すれば、マネジメント経験が活かせて、これまでと同等かそれ以上の待遇が受けられる可能性もあります。

タクシードライバー

未経験の業種に転職するのであれば、タクシードライバーがおすすめです。門戸が広く、昔から中高年の方の定番の転職先となっています。二種免許を取得する必要がありますが、運転の経験を活かすことができ、お客様をたくさん乗せれば高収入も期待できます。また、基本的に1人で仕事を行うことが多いため、自分のペースで働けるのも魅力的です。

ビルメンテナンス

ビルメンテナンスはオフィスビルや商業施設などの見回りや設備の管理などを行う仕事です。比較的安定しており、残業や出張も少ないため、転職される中高年の方にはおすすめです。資格を取得することでできる仕事の幅が広がり、待遇がアップする可能性もあります。

まとめ

50代の転職は甘くはありませんが、決して無理なことでもありません。これまでの経験や実績、スキルや専門性を採用担当者にアピールすれば、即戦力として採用される可能性が高まります。実際に50代で転職して新天地で活躍されている方、待遇アップを実現された方も少なくありません。

このサイトでは履歴書の作り方や効果的な志望動機の書き方など、転職に役立つさまざまな情報を発信しています。ぜひ、ほかの記事も参考にしていただき、ご自分の長所を棚卸しして、強みを存分にアピールしましょう。