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広報とはどんな職業?知っておきたい仕事内容・やりがいを紹介!

華やかなイメージがあり、女性からの人気も高い広報ですが、実際どんな仕事をしているのか、ご存じでしょうか。この記事では広報に必要なスキル、向いてる人はどんな特徴を持っているかなど、実際に就職・転職する際に、気になるポイントをまとめてご紹介します。具体的な仕事内容を知って働くイメージを持てると、就職・転職活動のときにも役立てられますので、ぜひ参考にしてみてください。

女性人気も高く、華やかな職業「広報」の仕事内容は?

広報という仕事があることは知っていても、「具体的に広報の仕事内容を説明して」といわれると、よくわからない方も多いのではないでしょうか。

企業の規模にもよりますが、広報の仕事は下記のような業務を行います。

・経営方針や採用方針などの理解

・記者会見

・プレスリリースの執筆

・メディア選定や取材の対応

・メディアとのリレーション構築

・SNSやブログでの発信

・リスク管理

・社内報作成

・社内イベントの企画や運営

・社内ポータルなどコミュニケーションツールの企画や選定など

広報の業務は企業のブランドイメージに直結するため、大前提として経営方針・採用方針などについて正しく把握しておくことが大切です。それにプラスして、企業のブランド価値を高める発信ができることを求められます。

さらに「どのメディアに取材されると、自社のメディア戦略としていいか」などを熟知し、メディア戦略を作ることも大事な仕事になります。企業の不祥事に関する注目も集まっているので、広報する上でどういったリスクがあるかを把握しておくことも重要です。

難しい仕事ではありますが、やりがいのある仕事といえます。実際に広報という職業のやりがいやメリットについてもご紹介していきます。

広報という職業のやりがい・メリットとは

広報のやりがい

広報の仕事には、下記のような3つのやりがいがあります。

・自分の頑張り次第で企業のブランド価値を向上できる

・売上/採用面で寄与できる

・人脈が広がる

自分の頑張り次第で企業のブランド価値を向上できる

広報・メディア戦略が成功すれば、企業のブランド価値向上が図れることが広報の魅力です。今までよりも良い印象を与えるような情報を発信する、注目を集められるような内容を社内からピックアップして伝える、適切なメディアに取り上げてもらえるような発信をするなど、工夫すべきポイントは多くあります。

売上/採用面で寄与できる

工夫した結果、うまく広報ができれば企業のブランド価値が上がり、それによって企業の売上アップ、採用力の強化などにもつながります。間接部門で働いているとなかなか売上に貢献できることはありませんが、広報は企業のブランド価値向上を通じて全社のあらゆる環境に良い影響を及ぼすことができます。間接的ではありますが、社内への貢献力としては非常に大きな力を持った職業といえるでしょう。

人脈が広がる

メディア関係者や競合、その他の企業とのコミュニケーションも他部署に比べて非常に多いため、自然と人脈が広がっていきます。その企業にいても、たとえ転職したとしてもコミュニケーションを取っていけば、その人脈が人生の糧となっていくというやりがいも感じられます。

広報として働くメリット

広報として働くメリットとしては、下記の5つがあります。

・情報に敏感になり、見識が高まる

・認知させるための勘所をつかみ、人を動かす能力が身につく

・勤める会社が良い企業になっていく

・コミュニケーション力、対応力を活かせる

・残業が少ない

情報に敏感になり、見識が高まる

広報という職業で働く以上、さまざまな企業の動きや社会の動きをよく捉えて働いていくことが重要です。そのため情報に敏感になり、見識が高まりやすくなります。

認知させるための勘所をつかみ、人を動かす能力が身につく

人を動かすとき必要な、認知させる力・動かす能力が身につきます。広報は自分だけではなく、周りの取材者に狙い通りの記事を書いてもらい、発信してもらうという仕事なので、それができなければ良い広報にはなれません。仕事を通じてあらゆる場面で役立つこれらの能力を手に入れることができるようになります。

勤める会社が良い企業になっていく

広報・メディア戦略が成功すれば、企業のブランドの価値が向上するので、働く中で良い企業になっていく実感を得ることができます。

コミュニケーション力、対応力を活かせる

与える印象が柔らか・高い対応力・コミュニケーションが得意という性質を持った方なら、自分の特性を活かして仕事ができます。女性に人気があるのも、仕事の性質が女性の得意分野だからかもしれません。

残業が少ない

広報は企業ブランドにも直結するため、あまり残業が多くならない傾向にあります。夜にあるイベント・撮影などに参加する際、SNSの更新頻度によっては残業することもあります。しかし、良いイメージを持ってもらうために残業を控える考えが浸透している職業という点はメリットといえます。

広報に向いてる人はどんな特徴を持っている?

最後に、広報に向いている人の特徴を3つご紹介します。

その先を想像したコミュニケーションが取れる人

どう伝えれば自分が意図する情報を引き出せるか、これを話したら相手がどう思うか、こういった発信をしたらどのメディアが興味を持ってくれそうか、今ある情報をどう伝えれば一番注目をしてもらえるのか、どのメディアに取り上げられるのが正解かなど、その後にどういった状況が生まれるかを想像できる人が向いています。

広報はまず、社内に眠っているたくさんの魅力を発見することも重要な仕事の一つです。社内にいる人は価値だとは思っていないことも多いので、社外の人にどれだけ素晴らしいのかを伝えたり、その魅力を話してもらう機会を作ったりすることもあります。また社員に取材を受けてもらうように交渉することも仕事の一つです。

社内外のあらゆる方に交渉する場面があるので、その先を想像したコミュニケーションが取れるかどうかは非常に重要な特徴といえます。

臨機応変に対応する力がある人

広報は表に立って発信することも多いため、他の方にフォローしてもらうことが難しい状況も多くなります。記者会見で思わぬ角度から質問が来たり、まだ取り決めていないものについて問われたりする場合など、知らないことでも答えないとならないシーンもあるでしょう。

そうした状況であっても、方針とは大きくずれない回答ができるなど、場面に合わせて臨機応変に対応できる力があるのかどうかが非常に大切な要素となります。

また、時代とともに求職者が使うSNSなどの発信ツールが変わってくるため、積極的に活用したり、社外への発信ツールとして検討したりするなど、情報に関する感度の高さも必要です。

情報を魅力的な文章にするスキルがある人

プレスリリース・ブログ・SNSなど、自社の情報を文章に起こす場面も多いため、単に事実を伝える文章ではなく、情報を魅力的な文章に変換できるスキルが必要です。

外部委託・他の社員へ依頼するなどの手段はありますが、自分で完結できると仕事が非常にスムーズに進められるので、こうしたスキルを持った人が広報に向いているといえるでしょう。

まとめ

女性特有の柔らかなコミュニケーション力が活かせる広報の仕事は、女性に人気の職業でもあります。また、管理系職種を経験した方の次に転職する職業としても人気となっています。今現在、管理部門で仕事をしていて、これから転職を考えている方は本記事でご紹介したやりがいやメリット、広報に向いてる人の特徴をぜひ参考にしてみてください。

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