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配送ドライバーの仕事内容・やりがい・メリットをまとめて解説

通販や各種配送サービスを使う機会が増えたことで、大幅に需要が増えた配送ドライバーの仕事。この記事をご覧のみなさんも、一度は配送ドライバーにものを届けてもらったことがあるのではないでしょうか。しかし、配送ドライバーといえば“きつい・汚い・危険な3K”で“女性は働けない・少ない”など負のイメージが未だに根強くある一方で、実際にどのような仕事なのか、あまり知られていないといった面もあります。そこでこの記事では、配送ドライバーの具体的な仕事内容ややりがい、メリットについてご紹介します。配送ドライバーの職種に興味を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

配送ドライバーの具体的な仕事内容

配送ドライバーの仕事は、大きく「個人向け」と「法人向け」に分かれています。それぞれどのような仕事があるのか確認してみましょう。

個人向けの配送ドライバー

個人宅への商品配送

個人宅へオンラインショッピングモールなどで購入した商品の配送を行う、宅配サービスの依頼を受けたものを配送する仕事です。配送業者によりますが、エリアが定められているケースが多いため、同じ個人宅に何度も通うこともあります。

電機店製品の個人宅配送

電機店で顧客が購入した製品の配送依頼をした場合、顧客の個人宅に製品配送を行います。重たい商品の場合は、何名かのチームで配送することもあります。

企業向けの配送ドライバー

ホテル/病院/飲食店などへのルート配送

ホテルの場合は、毎度変更しなければならないリネン類、病院の場合は日々消費していってしまう医薬品、飲食店の場合は日々の営業で使う食料品などのルート配送という仕事があります。

ルート配送の場合は、同じホテル/病院/飲食店に訪問するため、いつも変わらぬルートを走って配送するのが一般的です。

スーパー、コンビニエンスストアなどへの配送

スーパーやコンビニエンスストアなど食料品を扱っている店舗は、商品によって1日に複数回~週1回程度の配送を行います。すぐに食べられるおにぎりやサンドイッチなどの商品は1日に複数回、雑貨などの商品は週1回など、商品によって異なります。

ただ、ほかのルート配送よりも短期スパンで訪れることが多い傾向にあります。そのお店に1日複数回配送があっても、すべてを自分で担当しなければならないわけではありません。

百貨店センター間輸送

百貨店で品物の在庫を移動するため、センター間の輸送という仕事もあります。食料品、洋服、雑貨、家具などさまざまなものを扱っているため、その荷物に合わせてトラックの大きさが決まるため、どれを担当するかによって仕事内容が大きく変わってきます。

住宅/化学メーカーの建材や製品の輸送

住宅メーカーの建材を運ぶ場合は、大きなものになるため、大型トラック免許が必要です。建材といっても木材だけでなく、砂利・瓦・鉄骨・フローリング・コンクリートなど重たく大きいものを運ぶことになるので、ほかの配送ドライバーに比べて重機を扱える必要性や、体力が求められる可能性があります。

配送ドライバーのやりがい

仕事内容によって扱う商品や労働環境が大きく変わってくる配送ドライバーのお仕事ですが、やりがいが多いのも事実です。具体的に配送ドライバーにはどのようなやりがいがあるのでしょうか、みていきましょう。

感謝される

個人・法人問わず配送ドライバーは、それを必要とする人や場所にものを運ぶ仕事なので感謝されることが多く、それをやりがいに感じているドライバーは多いようです。こうしたプラスのコミュニケーションから関係性が始まるため、ストレスを感じにくいという点も特徴です。

欠かせない仕事という実感がある

食料品や医療品など、そのものを絶対に必要としている人に運ぶことが多いため、直接人の生活を支えているという実感が得られる点にやりがいを感じる方も多いです。

このように、配送ドライバーは人の役に立ち、人々の生活を支える重要な役割を担っているのです。

配送ドライバーとして働くメリット

最後に配送ドライバーとして働くメリットについてみていきましょう。ここでは、配送ドライバー共通のメリット、ルート配送のメリット、そのほかのメリットの3つに分けてご紹介します。

配送ドライバー共通のメリット

運転中は自分の時間なので比較的自由

運転中は1人の時間なので、比較的自由な心持ちで働けます。職場で働くよりもリラックスできる環境のことが多いため、この働き方をメリットに感じるドライバーは多いようです。

同じ場所にとどまらず、動き続けられる

配送ドライバーは、常に移動が伴うお仕事です。じっとしていることが好きではないタイプであれば、景色が変わる・場所を移動できるという点でメリットがあります。

人間関係でストレスがない

1人で移動できる可能性も高い職種であるため、職場で働くよりも人間関係でストレスを感じにくいのも配送ドライバーのメリットのひとつです。

決まった時間勤務で、休日もしっかり休める

比較的決まった時間勤務が可能で残業も少なく、休日もしっかり休めます。重たいものを運ぶ配送でなければ、男女問わず働きやすいというメリットがあり、最近は女性の配送ドライバーも増えています。

高収入が狙える

配送ドライバーとして勤めている場合、長距離などであれば深夜手当などもあるため、高収入を狙いやすいです。配送ドライバーをまとめるセンター長のような管理職になれば、高い給与をもらうことも可能です。

また比較的、未経験・学歴不問でスタートできる案件が多いことも、配送ドライバーの特徴といえるでしょう。

ルート配送のドライバーのメリット

ルートで通うことによって信頼関係を構築できる

ルート配送の場合は、同じ顧客のところへ定期的に通うことによって信頼関係を構築できます。自社の人だけでなく、他社の方とも深い関係性を築けるという点はひとつのやりがいとなり、人脈という点でも大きなメリットです。

関係性構築によって売上拡大を狙える

ルート配送は顧客状況を詳細に把握できるため、提案できることも多く、良好な関係性を構築できれば提案を受け入れてもらえる可能性が高まります。顧客に寄り添い、提案を続けていけば信頼も獲得でき、自社の売上拡大にもつなげることができるでしょう。

そのほかのメリット

毎回違うところに伺うので、飽きない

毎回同じ配送先ではなく、違うところに行く配送ドライバーの場合は、飽きずに仕事を続けられます。変化があるほうが楽しいと思う方の場合は、違う配送先に行ける仕事先をおすすめします。

あまり人間関係構築が必要ない

企業のルート配送以外は荷物を受け渡しするだけの時間しか接触しないため、あまり人間関係構築が得意でないという方でも、問題ありません。運転が好きだけれど、営業などは希望していないという方は、配送ドライバーの仕事が向いているかもしれません。

まとめ

配送ドライバーの仕事に興味を持っていたけれど、仕事内容がよくわかっていなかった、あるいはやりがいやメリットがわからなかったという方に向けて、配送ドライバーの仕事内容について詳しく解説しました。

配送ドライバーは常に移動し続けながら荷物を運ぶため、決して楽な仕事というわけではありませんが、そのぶん、やりがいやメリットも多くある仕事です。ただし、ひと口に配送ドライバーといっても、業界によって仕事内容は大きく異なります。積み込み作業を自分でやらなければならないのか、それは重機を使うものなのか、ルート配送なのかそうでないのかなど、いくつかの軸で考えてみると、自分に合う仕事なのかがわかるはずです。

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