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保育士の履歴書完全ガイド|基本の書き方から転職・ブランクありのケースまで徹底解説

笑顔の保育士

保育士として就職・転職活動を行う際に、

「保育士ならではの履歴書の書き方はあるの?」
「ブランクがある場合はどうしたらいい?」

と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

本記事では、保育士向け履歴書の基本的な書き方からブランクがある場合の対処法、採用担当者が注目するポイントまで詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

保育士向け履歴書の基本構成と書き方

保育士の履歴書は、一般的な履歴書の書き方と基本的には同じです。

ただし、保育業界ならではの書き方のポイントがあるので、基本構成に沿って一つずつ確認しましょう。

フォーマット

履歴書のフォーマットには、大きく分けて「手書き」と「パソコン」があります。
最近では、パソコンで履歴書を書くケースも増えていますが、保育業界では、現場で手書きをする機会が多く、履歴書も人柄や丁寧さが伝わりやすい手書きが好まれる傾向があるともいわれています。

求人情報に指定がある場合は、それに従いましょう。

基本情報

基本情報欄には、日付・氏名・生年月日・住所・連絡先などを記入し、写真を添付します。日付の欄には、履歴書を提出する日付を記入します。
持参する場合は、その日の日付にしましょう。

西暦と和暦はどちらでも構いませんが、履歴書内で統一する必要があります。

また、保育業界では、明るく親しみやすい表情が好印象につながります。
服装はオフィスカジュアルが許容される場合もありますが、基本的にはスーツのほうが無難でしょう。

学歴

保育士を目指す人の多くは、保育系の専門学校や短大・四年制大学の保育学科を卒業しています。
学科名や専攻は省略せずに記入しましょう。
それにより、学んできた内容を具体的にアピールできます。

学歴を記入する際によくあるミスが、年月の誤りです。
卒業証明書などでしっかりと確認してから記入しましょう。

職歴

転職の場合は、これまでに勤務した保育園やその他の職場の名称を時系列で記入します。
施設名は「〇〇市立〇〇保育園」や「社会福祉法人〇〇会〇〇保育園」のように、正式名称で書きましょう。

さらに、「〇〇保育園 入職(2歳児クラス副担任)」「〇〇保育園 退職(副主任保育士)」のように記入することで、実績をわかりやすくアピールすることが可能です。

免許・資格

保育士として働くには保育士資格が必須となるため、免許・資格欄は間違いのないよう正確に記入すること重要です。
「令和〇年〇月 保育士資格 取得」のように記入します。

幼稚園教諭免許も持っている場合は、あわせて記入しましょう。
その他、リトミック関連や食育など、保育に関連する民間資格を持っている場合も免許・資格欄でアピールします。

現在勉強中の場合は、「〇〇資格の取得に向けて勉強中」と記入して構いません。

転職・ブランクあり保育士の履歴書の書き方

ここでは、転職の場合とブランクありの場合の履歴書の書き方について、ポイントを紹介します。

転職の場合

転職の場合は、人によってさまざまな理由がありますが、履歴書に共通するポイントは、ネガティブな印象を与えないような書き方をすることです。
前職への不満をそのまま書かないよう注意しましょう。

同業種(保育士→保育士)

保育士から保育士へ転職する場合は、志望動機欄に転職先の園を選んだ理由を具体的に書くことが重要です。
どの園にも当てはまるような一般的な内容では熱意が伝わりません。ホームページや利用者の口コミを参考にするほか、園が受け入れてくれるのであれば見学に行くこともおすすめの手段です。

また、退職理由はネガティブな印象を与えないような書き方をしましょう。
人間関係への不満から転職を決めた場合は、「チームワークを重視する環境で働きたいと思った」と言い換えられます。
給与への不満があった場合は、「キャリアアップ制度が整っていることに魅力を感じた」と記入してもいいでしょう。
残業が多いことを理由に退職した場合は、「子どもたち一人ひとりと丁寧に関われる保育を実践したいと思った」のように、論点を逸らすこともテクニックの一つです。

異業種(他の職種→保育士)

他の職種から保育士へ転職する場合は、なぜ保育士になろうと思ったのかを明確にしましょう。
「子どもが好き」だけでは、動機として不十分です。「前職の法人営業で保育園を訪れる機会が多く、先生方の子どもたちに対する愛情や熱意に憧れを持ち、保育という仕事を志してみたいと思うようになりました」といったように、保育士を目指すキッカケとなった出来事を具体的に記入します。

また、保育に活かせる経験があれば積極的にアピールしましょう。
接客業であれば、子どもたちや保護者と関わるうえで必要なコミュニケーションに自身の経験を活かせます。
事務職なら、報告・連絡・相談の正確性やマルチタスクが得意であることが保育の仕事にも活きてくるでしょう。

これまでに得たスキルや経験を、保育の仕事に結びつけるのがポイントです。

ブランクありの場合

出産や育児、介護、体調不良などでブランクがある場合は、その間に何をしていたのか正確に伝えるのがポイントです。

ライフステージの変化によってブランクが生じることは採用担当者も理解しているため、それ自体をネガティブに捉える必要はありません。
ブランク期間中の経験が保育の仕事に活かせることもあるため、伝え方を工夫してみましょう。

出産や育児が理由であれば、保護者の気持ちに共感できるようになるという大きなメリットになります。
体調不良でブランク期間がある場合も、その間に保育関連の書籍を読んでいたことや、新しい資格を取得したことなどを伝えることで、復職への意欲をアピールすることは可能です。

ブランク期間に何をしていたかと、復職を考えるきっかけになった出来事をわかりやすくまとめましょう。

採用担当者が履歴書で見ているポイント

採用担当者は、履歴書で次のようなポイントをよく見ています。

履歴書を作成する際の参考にしましょう。

誤字脱字や空欄がないか

誤字脱字や記入欄に空欄がないことは基本的なマナーになるため、そこができていないと最初からマイナスの印象を抱かせてしまいます。
見直しは入念に行い、ミスがないようにしましょう。

応募先の園の正式名称や担当者名の間違いには、特に注意が必要です。

テンプレート感がないか

インターネットで履歴書の書き方について検索すると、テンプレートが数多く見つかるでしょう。
採用担当者は履歴書をたくさん見ているため、テンプレートをそのままコピーすると、すぐに見抜かれてしまいます。

テンプレートの使用には、フォーマットが整いやすくなり、内容の抜け漏れが防げるなどのメリットがあるため、使用すること自体に問題はありません。
ただし、記入する内容は自分でしっかりと考えてオリジナリティを出しましょう。

園への熱意があるか

保育士は人手不足が深刻な業界の一つで、離職者も多いのが現状です。
採用担当者は、「長く働いてくれる人を採用したい」と考えているため、園への熱意が感じられる履歴書は好印象になります。

その園が大切にしている方針や強みなどに関連した志望動機にすると、熱意が伝わりやすくなります。
また、入職後のビジョンにも触れると効果的です。
「楽器のスキルを活かして音楽を通じた表現活動に貢献したい」のように、具体的な内容を記入しましょう。

まとめ

保育所の履歴書は、自分の長所や雰囲気、園への熱意を伝えるための最初の書類です。
基本なルールを理解したうえで、好印象を与えるような履歴書の作成を心がけましょう。

フォーマットは、園から指定があればそれに従います。
誤字脱字や空欄がないかどうかなど、基本的なビジネスマナーにも配慮することが大切です。

志望動機は、園の方針や特色を踏まえたうえで、「そこに自分のスキルや経験をどのように活かせるか」という点を伝えるのがポイントになります。
まずは、これまでの経験を棚卸しするところから始めてみてはいかがでしょうか。