
転職をする際には転職サイトで情報収集を行うことになります。
この記事では、転職を考えられているみなさんが、どのサイトを使えばいいか迷ったときに役立つよう、サイトの種類、選び方についてご紹介します。
転職サイトか転職エージェントどちらがいいのか、おすすめサービスについても整理しました。
転職サイトの基礎知識と選ぶための5つのチェックポイント
転職サイトとは、企業が出している求人情報をWeb上に集約し、自身で応募する「サイト型」の転職サービスです。
自分のペースで気軽に求人をチェックできるのがメリットで、多くの転職者が活用しています。
以下のようなポイントで選ぶと、自分に合った転職サイトを見つけやすくなるでしょう。
自分の希望・条件とマッチしているか
まず大切なのは、ご自身が転職で実現したい年収・職種・業界・勤務地・雇用形態などの条件が、そのサイトに掲載されている求人内容あるいはサポート内容と合っているかを確認することです。
求人の検索や絞り込み機能、スカウト機能、エージェント支援の有無などがサイトによって異なるため、条件に合った求人が出やすいかどうかを見極めましょう。
たとえば「高収入(年収600万円以上など)を目指したい」「未経験でも挑戦したい」「地方で転職したい」など目的によって、適するサイトは違ってきます。
求人情報量(求人数・業界・職種の幅)が豊富か
多くの求人が掲載されていること、かつ業界や職種の幅が広いことも重要です。
特に「非公開求人」や「独占求人」をどれくらい保有しているかは、チャンスを広げる指標となります。
求人件数だけでなく、更新頻度や地域のカバー状況も見ると良いでしょう。地方で転職を考えている場合は、地方求人が豊富なサイトかどうかをチェックすることが大切です。
年代・性別・目的別など属性に特化しているか
ご自身の年代(20代/30代/40代/50代以降)、性別、キャリアのフェーズ(第二新卒/ミドル層/ハイクラスなど)、業種(製造業/サービス業/医療/IT系など)、職種(営業/事務/技術など)に応じたサービスがあるかもポイントです。
たとえば「若手向け」「ミドル世代向け」「女性向け」「IT・専門職特化型」など、属性別の求人やサポートが充実していれば、ご自身に合った転職がしやすくなります。
サポート・機能が充実しているか
単に求人を探すだけでなく、検索機能、スカウト機能、履歴書/職務経歴書のテンプレートや添削、面接対策、キャリアアドバイザーによるサポートなどが整っているかもチェックしましょう。
特に、ご自身で転職活動を進められる方にとっては検索機能や企業からオファーが届くスカウト機能が充実していることが重要となるでしょう。
初めて転職される方やサポートがほしいという方は、キャリアアドバイザーが求人を提案してくれたり企業との間に入ってくれたりするようなアドバイザー型支援があるサイトを選ぶと安心です。
評判・信頼性・機能の実績が豊富か
利用者の口コミ・満足度・転職成功実績に加えて運営企業の信頼性(会社の規模・実績年数・非公開求人比率など)を確認することも重要です。
評判が良く、運営実績のあるサービスを選ぶことで、安心して転職活動を進められます。
逆に更新が滞っているサイトや口コミで不満が多いサイト、求人掲載数が少ないサイトは、利用に慎重になるべきです。
転職サイトと転職エージェントの違いと使い分け方
転職サイトと、担当者が付いてサポートしてくれる転職エージェントは、どちらも転職活動を支えるサービスですが、その役割は大きく異なります。
転職サイト
- Web上で求人を検索し、自身で応募。応募書類の送付・面接日程の調整なども自分で行う。
- 自分のペースで転職活動を進められる。気軽さと自由度が高いのが特徴。
- 求人の幅が広く、さまざまな業界・職種・条件を自分で比較できる。
転職エージェント
- 登録後、キャリアアドバイザーによる面談を受け、希望条件や経歴、経験などをもとに求人を紹介してもらう。企業とのやり取りや面接日程の調整、条件交渉なども担当者が代行。
- 書類添削や面接対策、キャリア相談など、手厚いサポートを受けられるため、転職初心者や時間がない人にとって頼りになる。
- 自分一人では見つけづらい求人(非公開求人など)を紹介してもらえる可能性も。
使い分けの目安としては、すでにやりたい業界・職種が明確で、自身で応募できるという方は転職サイトを。
転職が初めて、自己分析が苦手、サポートがほしいという方は転職エージェントを使うと良いでしょう。
さらに、両方を活用すれば、求人数の幅を広げつつ、サポートも受けられて効率的です。
もし可能であれば、併用されることをおすすめします。
転職サイト利用時に避けたい失敗と活用のコツ

転職サイトを使うときは、以下のような失敗を避けつつ、コツを押さえておくと成功につながります。
避けたい失敗パターン
- 求人票やサイトに書かれている条件だけを鵜呑みにしてしまい、入社後に「思っていたのと違った」「むしろ前職より待遇が悪くなってしまった」と感じる。
- 転職の目的や軸を明確にせず、あるいは応募先の事業内容や仕事内容を理解しないまま、「とりあえず応募してみよう」という感覚で進めてしまい、自分に合わない仕事を選んでしまう。
転職前のイメージと転職後の実情とのギャップに悩む、いわゆる「ミスマッチ」を起こしてしまうケースが非常に多いです。
活用のコツ
- まず自分の「転職の軸」を整理する。「何を実現したいか」「どんな条件が絶対に譲れないか」を明らかに。
- 複数の転職サイトを比較・併用することで、「求人の幅」「特化分野」「サポート内容」のバランスを取る。
- 求人検索やスカウト機能を活用しつつ、気になる企業や職種に関する情報収集や比較を丁寧に行う。
こうした準備と使い方を意識することで、「なんとなく応募してみよう」「とりあえずここでいいや」という勢いだけでの転職を防ぐことができ、自分に合ったキャリアへより近づけます。
おすすめの転職サイト4選

最後に、使いやすさや求人の幅、特徴などから厳選したおすすめの転職サイトをご紹介します。
ぜひ、これらのサイトを実際に使ってみて、まずは情報収集から始めましょう。
tenichi
日本全国の求人が多数掲載されており、その中から地元の求人情報が探せるローカル特化型の転職サイトです。
大手求人サイトでは見つけづらい、中小企業や地方の優良企業の求人も多く掲載されているため、地方在住の方や、Uターン・Iターン転職を考えられている方、転勤などが少なく地域に根ざした働き方を求められている方に特におすすめです。
doda
求人検索機能とエージェント機能を兼ね備えた、「ハイブリッド型」の転職サービスです。
自分で探すのも良し、アドバイザーに任せるのも良しの柔軟な使い方ができます。
特に20代〜30代のビジネスパーソンに支持されており、業界別求人も豊富です。求人の数がとても多く、スカウト機能やキャリア診断ツールなども使えて、転職活動の幅が広がります。
リクナビNEXT
日本最大級の掲載数を誇る総合転職サイトです。
自己分析ツール「グッドポイント診断」など、自分の強みを可視化して、応募前にご自身に合った求人情報の傾向を把握できるような、ミスマッチを防ぐための機能が充実しています。
そのため、特に「まずは市場の求人を幅広く見てみたい」「自分のキャリアの方向性を考えたい」という方にとっては、比較軸を作るベースとして非常に役立ちます。
Indeed
最近急成長中のサイトです。
企業公式サイトの求人、ハローワーク求人、派遣求人などを含め、幅広く掲載しています。
キーワード検索の柔軟性が高く、勤務地や職種を絞りやすいため、特定の職種・勤務地で絞って探したい方、スピード感を持って応募したいという方に向いています。
直接応募型が中心なので、すぐに転職したいという方にもおすすめです。
まとめ
転職サイトにはそれぞれ特徴があり、「求人数の多さ」「機能やサポートの充実」「特化性」「使いやすさ」のバランスを考慮して選ぶことが大切です。
すでにやりたいことが明確な方は求人の幅が広いサイトを、自身に合った働き方を見つけたい人は特化型やサポートのあるサイトを選ぶと良いでしょう。
また、サイト型とエージェント型はそれぞれメリットが異なるため、目的や状況に応じて併用するのがおすすめです。
複数のサービスに登録して比較することで、よりご自身に合った転職先と出会いやすくなります。
まずは転職サイトを実際に活用してみて、有意義な転職活動をスタートしましょう。




