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これからの時代に求められる能力とは?具体例や職種を詳しく紹介!

積み木を積み上げる手

デジタル技術の進歩は、私たちの仕事の在り方を大きく変えてきました。
特に、近年はAIの台頭がビジネスの現場を根本から変えつつあります。

そのような時代に生きるなかで意識したいのが、「知識量よりも変化に対応するためのスキルが求められている」ということです。

本記事では、AI時代に必要なスキルについて詳しく解説します。
身につけたスキルや能力を活かせる職業もあわせて見ていきましょう。

これからの時代はどんな能力が必要?

これからの時代に必要な能力を考える際には、次の3つが重要なキーワードになります。

  • AI
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)
  • グローバル化

まずは、AIの台頭です。AIによって人間の仕事が代替する流れは今後も加速していくでしょう。
そこで重要になるのが、人間にしかできないことを磨いていくことです。具体的なスキルについては、次の章で詳しく解説します。

そして、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務の変化も注目すべきポイントといえます。
従来の「デジタル化」は、紙ベースで管理していたデータをデジタル化するような部分的な改善でしたが、DXはデジタル技術によって業務をフローから最適化するなどの大きな改革です。

インターネットの発達により、グローバル化も急速に進んできました。
それにより、文化の違いや多様性に順応する能力が求められるようになっています。

このような背景を踏まえると、知識の多さよりも、変化に対応する適応力が求められる時代になってきているといえるでしょう。
経済産業省の生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方2024からも、創造性・判断力・コミュニケーション力などのヒューマンスキルが重視されていることがわかります。

今から身につけておきたいスキルや能力

ここでは、時代の変化に合わせて今から身につけておきたいスキルや能力を具体的に紹介します。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキング(論理的思考)は、複雑な課題を整理し、論理的に解決策を導くためのスキルです。

AIは、すでに存在する情報を処理したり組み合わせたりする仕組みになっているため、未知の問いや仮説の立案は人間が担う必要があります。
ロジカルシンキングは、ビジネス戦略の立案や人材育成、商品開発など、さまざまな分野で活用できます。

タイムマネジメント

AIが人間の仕事の一部を代替するようになると、空いた時間をいかに効率よく活用するかが生産性に大きく影響します。

そのため、タイムマネジメント(時間管理能力)も、これからの時代に重要なスキルです。

メンタルマネジメント

メンタルマネジメントとは、自分の感情をうまくコントロールし、周りの人と良い関係性を築くためのスキルです。

AIには感情がないため、逆に「人の気持ちに寄り添い、共感することが求められる仕事はAIに代替されにくい」ともいえます。

従来は、IQ(Intelligence Quotient = 知能指数)が人間の能力をはかる指標の1つでしたが、これからの時代はEQ(Emotional Intelligence Quotient = 心の知能指数)が重要になるといわれています。
EQを高めることで、感情のコントロールが必要とされる仕事にうまく対応できるようになるでしょう。

コミュニケーション能力

傾聴力・質問力・フィードバック力・提案力など、対話を通じて人と人が信頼関係を築くスキルはAIによる代替が難しい分野です。

特に近年は、チームとして共通の目標に向かって対話や信頼関係の構築を行うための「チーム・コミュニケーション能力」が注目されています。

グローバルな視点

言語の翻訳・通訳はAIの得意分野ですが、AIは言語の裏にある文化や価値観の違いを理解することはできません。

グローバルな視点で相手を理解するスキルを身につけておくと、ビジネスだけでなく日常生活にも役立つでしょう。

身につけたスキルや能力を活かせる職業

広い視野や思考力、判断力、コミュニケーション力、創造力が求められる仕事はAIに代替されにくいといえます。

ここでは、そのようなスキルが求められる職業を具体的に紹介します。

プロジェクトマネージャー

複数のタスクや人材、納期を効率的に管理するプロジェクトマネージャーは、人と人の間に入った調整や予測不能なトラブルへの対応を行います。

ロジカルシンキングやコミュニケーション力、メンタルマネジメントなどのスキルを幅広く求められる仕事です。

マーケター

マーケターは、顧客の困りごとや感情といったニーズを理解することが不可欠です。AIの台頭によって、アイデア出しやデータ分析などの業務が自動化されつつありますが、人間の感情を理解し、心に響く表現を考える仕事は人間にしかできません。

現状を的確に掴むためのロジカルシンキングに加えて、納期を見据えて仕事を滞りなく進めるためのタイムマネジメント力も必要です。

データアナリスト

データアナリストは、膨大な量のデータから課題を抽出し、戦略を立てるのが主な役割です。
ビジネス課題を的確に把握し、それに適した戦略を組み立てる作業は現状のAIでは十分に対応できません。

ロジカルシンキングやグローバルな視点といったスキルが欠かせない仕事です。

営業・カスタマーサクセス

営業職は、メンタルマネジメントやコミュニケーション力といったスキルが活かせる仕事です。

特に近年は、従来の「売る営業」から、顧客を成功へと導く「カスタマーサクセスを実現する営業」へと役割が変化しているため、高い共感力やマーケター的な視点も求められるようになっています。

医療・福祉・介護

医療・福祉・介護は、人の気持ちに寄り添い、直接的に支える仕事です。

コミュニケーション力と、自分の感情をコントロールするメンタルマネジメントのスキルが役立ちます。

人材開発・キャリア支援

人材開発やキャリア支援も、人の悩みや将来に寄り添うことが求められるため、高いコミュニケーション力が必要です。

AI時代ならではの新たな課題もあり、価値が高まっている仕事といえるでしょう。

教育

教育の現場では、子どもの個性や発達の段階に合わせたきめ細やかな対応が必要です。

そのため、メンタルマネジメントやコミュニケーション力といった人間ならではのスキルが欠かせません。
多くの子どもたちと接しながら必要なタスクを遂行するタイムマネジメント力も必要です。

まとめ

これからの時代に求められる能力の共通点は、「人間にしかできないこと」です。
単純作業やマニュアル化された業務はAIの得意分野で、今後も自動化の流れが加速するでしょう。

一方で、創造性や感情の理解、未知の出来事に対する判断力などが求められる仕事は、AIに代替されにくいといえます。

人間にしかできないことに磨きをかけ、AIに「使われる」のではなく「使いこなす」側になることが重要です。