
シフト制正社員は、24時間体制で稼働する必要がある業種で多く取り入れられています。
この記事では、「そもそもシフト制正社員とは?」という基礎知識からメリット・デメリット、シフト制正社員の仕事を選ぶ際のチェックポイントまで、わかりやすく解説します。
転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
シフト制正社員とは
シフト制正社員とは、勤務する時間や曜日が固定されていない正社員のことです。
正社員は、平日の午前9時~午後5時頃まで働くスタイルが一般的ですが、シフト制正社員は、早番・遅番・夜勤などのシフトに従って働きます。
シフト制正社員の導入が多い業種

シフト制正社員は、24時間体制で稼働する必要がある業種や、人手が必要な業種で多く導入されています。
次のような業種では、柔軟な勤務体制が求められるため、正社員であってもシフト制になっていることがよくあります。
サービス業(飲食・アパレル・ホテル)
飲食店やアパレル、ホテルなどを指す「サービス業」は、営業時間が長く、土日祝日も営業していることから、シフト制が導入されているのが一般的です。
人手が必要な時間帯に集中してスタッフを稼働させる必要があるため、正社員であってもシフト勤務になることが多いでしょう。
医療・福祉
病院や介護施設では、24時間体制で患者さんや利用者をサポートする必要があります。
企業側は、シフト制の正社員がいることで安定した人員の確保が可能です。
製造・物流
製造業界や物流業界は、生産効率を高めるために24時間体制で稼働しています。
繁忙期には深夜や休日に稼働できるスタッフの存在が必要となり、昼夜問わず働けるシフト制の正社員が活躍しています。
警備・コールセンター
警備やコールセンタースタッフも、シフト制の正社員が多く働く業種です。
深夜の時間帯は来客や電話の本数が減るため、日中の時間帯に比べて勤務するスタッフの負担が少なくなります。
シフト制正社員のメリット
シフト制正社員は、勤務する曜日や時間帯が固定されている正社員にはないメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ライフスタイルを重視した働き方ができる
正社員で働きたいと思っている人のなかには、家庭の事情で週5日、決まった時間に働くことが難しい人もいるでしょう。
シフト制正社員なら、正社員としての安定を確保しながらライフスタイルを重視した働き方が可能です。
通勤ラッシュを避けられる
シフト制の仕事は、通勤ラッシュを避けられることもメリットのひとつです。
通勤のストレスが軽減されるだけでなく、電車やバスの座席を確保しやすくなるため、通勤時間を有効活用できます。
平日の日中の時間帯を自由に使える
役所での手続きや子どもの学校行事など、平日の日中に時間が必要になることはよくあるでしょう。
一般的な正社員の場合は、有給やフレックスタイムなどを使う必要がありますが、シフト制正社員の場合は、シフトの空いている時間帯を効率よく使うことが可能です。
シフト制正社員のデメリット
シフト制正社員は柔軟性が高い働き方ができる一方で、次のようなデメリットもあります。
特に、家族がいる人はシフト制という働き方がデメリットになりやすいため、どのような課題があるのか、あらかじめ把握しておきましょう。
土日祝日に休みが取りづらい
シフト制正社員が必要とされる業種では、夜間や土日祝日など、一般的な勤務時間外に人手が求められることが多くあります。
家族や友人が仕事をしていない時間帯に勤務をすることになると、一緒に過ごす時間が取りづらくなる可能性が考えられるでしょう。
シフト制正社員の仕事を探す場合は、どのような勤務体制になるのかを応募前にチェックすることが大切です。
生活リズムが不規則になりやすい
シフト制正社員は勤務時間が日によって異なるため、生活リズムが不規則になりやすい点もデメリットです。
食事や睡眠のタイミングがバラバラになると、心身に不調をきたす可能性もあるため、十分に注意しなければなりません。
シフト制の仕事は自由度が高い反面、自己管理能力も求められるといえます。
予定が立てづらい
シフトは月単位や週単位で決まることが多く、「先の予定が立てづらい」と感じる人も多いようです。
正社員の場合は、急なシフト変更にも対応する必要が出てくるため、安定した働き方を求める人は、曜日や時間が固定されているシフト制の仕事を選ぶことをおすすめします。
シフト制正社員の仕事を選ぶ際のチェックポイント

シフト制正社員の仕事を探すときは、次のようなポイントをチェックしておきましょう。
面接や職場見学の際は、すでに勤務しているスタッフの働き方や職場の雰囲気も見ておくことが大切です。
シフトパターン
シフト制の仕事には、いくつか決まったパターンがあります。
ここでは、主要な3つのシフトのパターンを紹介します。
【自由シフト制】
自由シフト制とは、希望するシフトを管理者に提出し、自由な時間帯に働くことができるシフト制のことです。
毎週違ったシフトが組めるため、ライフスタイルを優先しやすい働き方といえます。
【固定シフト制】
固定シフト制とは、働く曜日や時間帯を事前に決めて働くスタイルのシフト制のことです。
例えば、月曜日と火曜日は10時~18時、水曜から金曜日は12時~20時のように、毎週同じ勤務時間を繰り返すのが特徴です。
プライベートでスケジュールの変動が少ない人におすすめの働き方です。
【完全シフト制】
完全シフト制とは、日勤(10時~18時)・準夜勤(18時~午前0時)・夜勤(午前0時~翌朝8時)のように、複数のシフトパターンがある働き方のことです。
従業員は、いずれかのシフトパターンに振り分けられることになります。
完全シフト制は、医療や介護の分野でよく見られる働き方です。
シフトパターンは日によって変わるため、生活のリズムが乱れやすくなる点に注意が必要です。
年間休日数や有給取得率といった実績
求人情報では、年間の休日数や有給取得率といった実績を確認できることがあります。
シフト制の仕事は勤務が長時間になりやすいため、シフト制でもしっかり休める職場を選ぶために、実際のスタッフの稼働状況を必ず確認しておきましょう。
すでに稼働しているスタッフの年齢や性別
求人によっては、「男性が多く活躍中」「40~50代のスタッフが多め」などの情報が掲載されていることがあります。
実際の働いているスタッフの性別や年齢層は、業務内容や職場の雰囲気、体力面での負担などを把握するヒントになります。
まとめ
シフト制正社員は、ライフスタイルを重視した働き方を叶えながら、正社員としての安定性も確保できるのが大きなメリットです。
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「日勤のみ」「日勤・夜勤を選択可能」など、さまざまな条件の仕事があるので、ぜひチェックしてみてください。




