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結婚後の働き方はどう変わる?雇用形態別のメリット・デメリットを解説

結婚前後に気になるのが、これからの仕事と働き方。そもそも仕事を辞めるべきか、続けるべきか、働き方を変えるべきか、また家事との両立や、出産する場合はその後の育児と仕事は両立できるのかなど、悩むご夫婦は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、結婚後に変わる仕事や働き方について、雇用形態別にメリット・デメリットをご紹介しながら考えていきます。

結婚後の働き方、何を気にして考えるべき?

結婚後の働き方を変えるべきかどうか、そもそも何を気にして考えるべきかは、結婚後、その人がどういった生活を送りたいかによって大きく変わってきます。まずは家事の分担度合い、家族と過ごす時間の多さ、子供の3つの観点から考えてみましょう。

家事の分担度合い

結婚後、例えば3食すべて自炊しなければならず、それを自分が担当することになった場合、働き方を大きく変えなければならない可能性がでてきます。仮に自炊する場合でも、きちんと夫婦で分担ができる場合は、これまでの生活を大きく変える必要がなく、仕事と家事の両立に問題はないと考えられます。

夫婦で求める家事分担度合いが一緒に暮らし始めたら実は異なっていたという場合もあるため、事前に話し合い、確認しておくとよいでしょう。

家族と過ごす時間の多さ

平日に家族との時間をどの程度とりたいかによっても働き方を変える、あるいは転職する必要もでてくるかもしれません。

これまで残業が多い会社で働いていた方が、夜ご飯を一緒に食べられるようにしたい、準備から一緒に行いたい、食後の家族団らんの時間をとりたいなど、家族と過ごす時間を確保するには、定時で帰れるような働き方に変える必要がでてきます。結婚で時間の使い方の価値は変わることから、生活スタイルや働き方も変わるのです。

子供をもつかどうか

家事分担で問題がなくても、子供を希望する場合はまた状況が変わります。出産する場合、今働いている会社で産休・育休がとりづらい、あるいはとっている実績がなければ、早めに産休・育休がとりやすい会社への転職を検討したほうが安心です。

また、出産後の育児についても、もしも子供が病気のときにどちらが対応するのかといった分担度合いや、親の援助が受けられるのかなど、周囲の環境も大きく関わってきます。もしどちらかがメインで育児を担当する場合、育児休暇や時短勤務などが可能な風土・制度のある会社にいなければ転職を検討したり、子供が小さいうちは雇用形態(正社員でも地域限定社員・派遣社員・パート)を変えたりするなど、仕事と育児を両立しやすい方法を考える必要がでてくるでしょう。

このような観点で結婚後の生活を考えてみると、働き方を変えるべきかどうかが判断しやすくなります。

リモートワークや移住など働き方・暮らし方の変化があるかどうか

コロナ禍の影響を受けてリモートワークメインの働き方に変わった方も多く、それに伴って通勤を考慮しない住居選びが可能になったため、地方に移住する方が増えています。

もともと結婚後は緑豊かな環境で暮らしたい、子供をもったときを考えて自然あふれる環境に身を置きたいと考えていた方も、リモートワークメインの仕事への転職、あるいは移住をして移住先での転職を考える人もいらっしゃるでしょう。

いずれにしてもどういった環境に身を置きたいか、またどういった働き方がしたいかによって仕事を変える必要が出てくる可能性が高くなります。

例えば、移住先で時短勤務のできる転職先を探す場合、自宅近辺に希望する仕事がなければ、理想の働き方を実現できません。自分の求める働き方・暮らし方と自宅周辺の環境が噛み合っているか、確認する必要があるでしょう。

また、移住先でリモートワークをする場合は、家に作業環境を用意するのか、サテライトオフィスで働くのかによっても、必要な住環境と働き方が異なってきます。家に作業環境を用意するなら、それに応じた住まい選びが欠かせません。また、サテライトオフィスで働くのであれば、サテライトオフィスで働けるような職場への転職、あるいはサテライトオフィスの通勤圏内での住まい選びが必要です。

さらに移住先で子供をもつのであれば、保育園などの入りやすさを考慮した地域選びが必要など、さまざまなことを考慮した選択が重要になってきます。

結婚後の働き方、正社員のメリット・デメリットは?

結婚後も仕事を続ける場合、雇用形態によって働き方は変わるのでしょうか。ここでは結婚後、正社員として働く場合のメリット・デメリットについて考えてみます。自分たち夫婦の希望を叶えられる働き方ができるか、結婚生活に合った働き方を選ぶ参考にしてみてください。

フルタイム正社員のメリット

フルタイムの正社員で働くことのメリットには、主に以下の3つの点があります。

  • 収入で安定している
  • 生涯賃金が高い
  • 正社員に転職しやすい

正社員のメリットとしては、ほかの雇用形態に比べて雇用継続が前提にあること、その結果収入が安定し生涯賃金が高いため、経済的不安は少なくなることが考えられます。また、正社員として働くことは会社からの信頼の証であり、転職する際にも実績として評価されやすいなどのメリットが挙げられます。

ただし、家事や育児と仕事を両立するには、夫婦のうち負担が多いほうが、正社員として働くことは難しくなり、専業主婦(夫)になったり、正社員を辞めてほかの雇用形態で働く道を選んだりするケースも多いです。

フルタイム正社員のデメリット

正社員で働くデメリットには、以下の3つが考えられます。

  • 仕事が忙しい
  • 転勤がある
  • 家事や育児分担が多い場合、両立しにくい
  • 一度正社員から離れると、正社員への転職難易度が高くなる

一般的にほかの雇用形態に比べて働く時間が長いことから、家事や育児の両立のハードルはどうしても高くなる傾向にあります。また、転勤があっても断りづらいため、家族と離れ離れで暮らすか、転勤についてきてもらうなど、相手の働き方を変える可能性もでてきます。

家事や育児と仕事を両立させるためには、夫婦の分担比率を考え直したり、どちらかが別の働き方を探さなければいけないケースもあるでしょう。

ただし、一度正社員を辞めてもう一度正社員に復帰しようとしても難しい場合が多いので、本当に辞めるべきか、夫婦でよく考えてから判断するようにしましょう。

地域限定職の正社員のメリット

同じ正社員でも地域限定職の場合は、どんなメリットがあるでしょうか。

  • 転勤がない
  • 無期限雇用で安定している
  • 生涯賃金が高い
  • 正社員に転職しやすい

地域限定職の場合、地域間の転職がないため、単身赴任や転居の必要もなく、家族と一緒に過ごすことができます。また、待遇が下がることもありますが、それ以外はほぼ転勤ありの正社員と同じメリットが考えられます。

地域限定職の正社員のデメリット

一方、地域限定職の正社員のデメリットには、下記のようなものがあります。

  • フルタイム正社員同様、忙しい
  • 一度正社員を辞めてしまうと、正社員への転職が難しい

地域限定ではあるものの、正社員として責任ある仕事を任されることも多いため、転勤ありの正社員と同様、家事・育児などとの両立が難しくなる可能性は高いです。また、こちらも一度正社員を辞めた場合、正社員への転職難易度が高くなる傾向にあります。

結婚後の働き方、派遣社員・パートのメリット・デメリットは?

では、派遣社員・パートという働き方にはどんなメリット・デメリットがあるのか、みていきましょう。

派遣社員のメリット

  • 自分が希望する働き方を選べるのでストレスが少ない
  • 紹介予定派遣などがあるので正社員に戻る道も残せる

派遣は自分が希望する働き方を派遣会社に提示し、その条件にそった仕事を紹介してもらえるため、家事や育児と仕事の両立が格段にしやすくなります。残業はしないことを伝えておけば会社もその条件で雇用してくれるため、一人だけ早く帰ることに罪悪感を覚えることもありません。

派遣社員のデメリット

  • 正社員に比べて収入が低くなる傾向にある
  • 長期的な目でみると安定的に働けない可能性もある

逆にデメリットとしては、賞与がないため、正社員と比べると収入が低くなる可能性があることが挙げられます。また、契約期間が終わって継続がなく、条件に当てはまるような案件がない場合は、仕事に就けない期間が発生します。安定的に働けないことが経済面でデメリットとなることが考えられます。

パートのメリット

  • 自分の希望の働き方、希望の勤務先で働きやすい
  • 選考がそこまで難しくない

パートのメリットは、派遣社員同様に希望の働き方や勤務先を選びやすいこと、また選考がそこまで難しくないため、雇用してもらえる可能性が高いことなどが挙げられます。

求人も多く、働き方も週何日という形で提示できるため、収入を気にしなければ両立しやすい働き方といえます。

パートのデメリット

  • 他の雇用形態での再就職がしづらくなる
  • 収入が低くなる
  • 安定的に働けない

仕事内容にもよりますが、パートで働く場合、派遣社員・契約社員・正社員などどの雇用形態にも戻りにくくなる可能性があります。また、時給がそこまで高くない仕事も多いため、派遣社員に比べても収入が大きく減少する可能性や、何かあった際は簡単に雇用関係が解除される可能性もあるため、安定的に働けないことがデメリットとして挙げられます。

まとめ

結婚後の働き方は、そのご夫婦が家事・子供・暮らし方をどう考えるかによって、大きく変える必要があるか、それともあまり変えなくても負担なく継続できるのかが変わってきます。まずは結婚する前に、また夫婦で将来についてよく話し合い、お互いが現在そして未来にどういった暮らしを求めているかを確認したうえで、働き方を決めていくことが重要です。

働き方を変える必要があった場合は、今回ご紹介した雇用形態別のメリット・デメリットを参考に、自分がどういった働き方であれば両立もでき、経済的にも問題がないのか、考えてみると検討しやすくなるでしょう。

検討した結果、派遣社員として働きたいという方は、綜合キャリアオプションがサポートします。結婚後の仕事と家事、育児と両立しやすい派遣社員の求人を多数、ご紹介できますので、自分の希望に合う仕事を探してみてください。