HiFi製品の回路設計業務

HiFi製品（SACDプレーヤーやステレオアンプ）の回路設計業務を担当しています。回路の設計、試作品の評価、そして量産化までの一連の設計業務に従事しています。
製品には性能、機能、価格、発売時期といった様々な仕様が定められており、これらを満たすための適切な回路や部品選定を行います。
また、製品の音質の責任者であるサウンドマスターと共に回路や部品の違いによる音質の確認を行うこともあります。

こだわりは大切に

学生時代、友達と家に集まって映画鑑賞をすることにハマった時期がありました。どうやったらもっと迫力のある音で映画を楽しめるだろうと模索するようになり、色々な中古スピーカーを買ってきたり、時には自作したりして音の追求をしたこともありました。その頃はまだオーディオに関わる仕事がしたいと考えてはいませんでしたが、就活で自分の進路を考えた時に、出来れば自分の好きなことに近い仕事がしたいと思い当社を選びました。

音楽はハッピー

音楽を全く聴かないという人はいないのではないでしょうか。
時には音楽を聴くことで勇気をもらったり、感動したり、心が癒されたりと、音楽を楽しむ時間というのは元気のお薬であると私は考えております。
お客様の音楽を聴く時間をより良いものにする、ということを通じて、社会に貢献できているのではないかと感じております。

ライブは一体感！

私の感じるこの会社の良いところは、正直に意見が言いやすい雰囲気があるところだと思います。
また、問題が発生した際のチームワークはすごいと感じています。
ここ数年はCOVID-19の影響などで大変なことが度々ありましたが、乗り越えられたのも普段から正直に仕事に取り組み、信頼関係があってこそなのではないかと感じています。

あこがれの向こう側

自分が学生の頃は、お小遣いが限られているので、DENONやMarantzの高級なアンプやプレーヤーを、買うことができませんでした。
よく家電量販店に行って高級なアンプやプレーヤーの音を聴いては「いつかはきっと…」と言っていたものです。
自分の携わった製品が誰かのあこがれの存在になるような、そんな製品を作っていきたいです。

HiFi製品の機構設計

SACDプレーヤーやステレオアンプといったHiFi製品の機構部品の設計、試作作成と評価、量産化対応を行っています。外装部品、内部構成部品、梱包部品の部品形状と組付け構造を設計します。ほとんどの機構部品はCADを用いて設計し、グローバル業務のため英語で図面を書きます。デザイナーとサンプルの色・表面仕上げの確認や、試作組立で内部構造の確認なども行います。

機構設計＋音楽

モノづくりに興味があり、大学で機械工学や工作を学んで設計者になりたいと考えるようになりました。また、子供の頃から音楽が好きなので、機構設計と音楽を併せ持つオーディオメーカーに興味がありました。一人一人が活躍できること、チャレンジしたいと言える環境であること、ワークライフバランスが良くメリハリのある生活ができることの3つに惹かれ、入社しました。

製品の顔

オーディオ製品は多くが家庭の家具のように生活空間の一部となります。機構設計が担当する外装部はその製品の顔となる重要な部分です。音質と同様に、外観も色や模様、操作感など細かいところまでこだわりを持って製品化します。生活が豊かになるような製品づくりを心がけ、外観も音質も良い評価をいただいたときは、大きなやりがいを感じます。

モノづくりの全体像を経験する

私が考える会社の魅力は2つあり、1つ目は自社の工場を持ち、ものづくりの上流から下流までの一連を経験できることです。仕様決めから量産化まで全て関わることができるのは設計者として大きな魅力だと考えます。2つ目は社内の部活動です。他部門や違う年齢層の社員とも関わりができ、コミュニケーション面で仕事がしやすくなります。部活動を掛け持ちしている若手社員も多くいます。

製品全体の設計

入社してから部品単位での設計をいくつか行ってきたので、今後は製品全体の設計ができるようになることが目標です。製品の操作感やイルミネーションなど、ワクワクする体験ができる製品の実現をしたいと考えています。また、業務で他国の社員とコミュニケーションを取ることもあるため、語学力を強化して、グローバルに活躍できる社会人を目指していきたいです。

AVR製品のソフトウェア開発

AVR製品のソフトウェア開発業務を担当しています。
主に外部コントロール機能や、室内音響最適化機能、テレビに表示するGUIの設計などに従事しています。
ソフトウェアの開発は、仕様書に沿って設計し、最終的に期待通りに動いているかテストを行います。
その他にも、市場で出たバグの対応も行っています。特に昨今の製品は複雑な機能が多いので、あらゆる場合を想定してテストを行っています。

「音」を通じて喜びを与えたい

幼い頃から私のそばには音楽がありました。
そのため「音」を通して誰かを喜ばせることができる仕事をしたいと思っていました。
説明会に参加したことがきっかけで、会社やブランドの歴史に興味を持ちました。初めてAVRを試聴した時、臨場感あふれる音に感動し、こんな体験を世界中の人に与えたいと思いました。
また、オーディオ業界は女性の割合が少ないからこそ、違った目線で貢献できるのではないかと思い入社しました。

世界中の人から評価される

当社の製品は、日本だけではなく北米やヨーロッパなど、世界の主要地域で販売されています。自分が設計した製品が世界の誰かの手に届き、楽しんでいる姿を想像すると、やりがいを感じます。
特に、展示会やネット上で高い評価をいただけると設計者冥利に尽きます。
歴史あるブランド製品の一部に、設計した機能が動いているのを見ると、とても達成感があります。

成長出来る環境

若手のうちからチャレンジできる環境が魅力だと感じます。
私は昨年から新規機能の実装に携わり、技術調査や設計を行っています。
正直、新人のうちから主体となり、1からモノづくりに関われると思っていませんでした。知識が乏しく難しいこともありますが、先輩方にフォローしていただきながら頑張っています。
少数精鋭のため、やる気さえあれば仕事を任せていただけるので、成長のチャンスは多いです！

グローバルに活躍できるエンジニアへ

私は、グローバルに活躍できるエンジニアになりたいです。
当社の特徴として、世界中の人とコミュニケーションを取る機会が多いです。
各国で文化や考え方が異なるため、新しい気づきがある一方、伝えたいことが上手く伝わらず、もどかしい気持ちを持った経験もあります。語学力を上げると共に、分かりやすく話せる人間になりたいです。
また、海外の展示会に行く機会があるので、積極的に希望し自分のスキルを上げていきたいと思います。

イヤホンの音響特性の測定業務

ワイヤレスイヤホンの音響設計業務を担当しており、現在は新製品開発のための既存品や競合品の測定が中心です。いわゆるオーディオ機器としての性能に加え、ノイズキャンセリング機能の性能やイヤホンを用いた通話音声の品質評価など、この製品カテゴリ独特の項目も評価しています。これらの評価結果をもとに新製品の筐体構造やドライバ配置等を検討し、設計過程を進行させていきます。

音とものづくりが重なる仕事

中高で吹奏楽部に所属しており音楽に親しんでいたことと、小さいころから工作が好きだったことから、学生のころから音に関わるものづくりに興味を持っていました。就活の中で当社を知り、自分の興味関心に近い分野での業務が行えることや、説明会を通じて感じたフランクな社風に魅力を感じ、入社に至りました。

製品は簡単には動かない

オーディオ機器はたくさんのデバイスやソフトウェアから成り立っています。音が出てくるまでの多くの過程の中にどこか1つでもミスがあると製品は正しく動作しません。新しい技術を用いたり、より良い性能を目指して改良した際にはたいていどこか期待通りにならないものですが、その原因を探し、対策を講じた上で製品が期待通りの性能を発揮した際には、エンジニアとして非常にやりがいを感じます。

さまざまなことに挑戦できる社風

電気設計を担当していた際、新製品のアンプのDSPの実装を私一人で担当したことがありました。手探りな部分も多かったですが、実現したい機能やその調整を自分の思うがままに扱えることは大きなやりがいを感じました。新しいことをどんどん吸収するのは体力がいりますが、血肉となった知識を製品開発に生かせることは魅力的です。

総合的な能力を持ったエンジニアに

私は入社以降の電気回路設計者としていくつかのモデルに携わった後に、音響設計者としてのキャリアをスタートさせました。そして現在の業務の中でもその頃の知識が活きる場面が多々あります。目の前の製品に対して、自分の軸足となる分野に加えて違う分野の知識をもって開発に取り組むことがより良い製品に繋がると信じ、今後も経験と知識を積み重ねていきたいです。