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乗り換え先はどこがいい?選び方とおすすめのスマホ会社18選

スマホ会社を乗り換えたいと思ったときに、初心者が抱くのは以下のような疑問ではないでしょうか。

「どうやって乗り換えればいいのか」
「どんなスマホ会社があるのだろうか」
「各スマホ会社の特徴が知りたい」

そこで今回は、次のようなポイントについて解説しています。

・スマホ会社の種類
・スマホ会社の選び方
・乗り換えの手順
・おすすめのスマホ会社18選

乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

スマホ会社は大きく分けて2種類

勉強会の画像

スマホ会社には大きく分けて2種類があり、それぞれで特徴が全く違います。

それぞれのメリット・デメリットを説明しているので、特徴を把握し自身に最適なスマホ会社を選択できるようになりましょう。

MNO

MNOとは「Mobile Network Operator」の略。日本語で「移動体通信事業者」と訳します。

自社で回線を保有しているスマホ会社のことを指し、代表例はdocomo・au、・SoftBankなどの大手キャリアです。

さらに、上記3社に加えて2020年4月から楽天モバイルが第4のMNOキャリアとして参入。これにより、現在日本には4つのMNOが存在しています。

MNOのメリットは以下のとおり。大手キャリアの技術力やサポート力、展開する他サービスとの連携が魅力的です。

・通信速度が安定している
・5Gなどの新技術をいち早く体感できる
・店舗が多くサポートが手厚い
・他サービスとの連携ができる

一方で、上記メリットを維持するための設備投資や人件費、自社回線のメンテナンス費や広告費等は膨大。資金回収のため、ユーザーが支払う基本料金が高めなのが大きなデメリットです。

MVNO

MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略。日本語で「仮想移動体通信事業者」と訳します。

自社で回線を持たず、MNOの回線を借りることでサービスを提供しているスマホ会社を指し、「格安SIM」や「格安スマホ」とも呼ばれています。(例:mineo、イオンモバイル、IIJmio、NUROモバイルなど)

MVNOのメリットは、なんといっても基本料金の安さ。

基本料金は大手キャリアの従来プランに比べて半額以下のため、家計の節約に大きく貢献するでしょう。

このコストパフォーマンスを実現している要因は、以下のようにあらゆる経費を削減していることにあります。

・回線の維持管理費用がかからない
・店舗がない、もしくは極端に少なく人件費が小さい
・広告費をかけない

一方で、MVNO特有のデメリットは以下のとおり。あらゆる経費を削減する代わりに、さまざまなサービスを放棄しているのも事実です。

・通信速度が不安定
・店舗がないので、ネット上で自分で手続きしなければならない
・店舗がないので、対面でのサポートはほぼ受けられない
・スマホ会社の数が多く、選ぶのが難しい

スマホ会社の選び方

チェックする人の画像

以上MNOとMVNO合わせて100社以上もあるスマホ会社のなかから、全くのノープランで1社を決めるのは至難の業。自分が何を重視するのかをはっきりさせておいた方が、乗り換え先を決めやすいでしょう。

ここでは、参考までに重視するべきポイントの解説をしていきます。

月額料金で選ぶ

スマホ代は、スマホを持っている限りは永久的に払い続けなければならないもの。たとえ月に数百円程度の差でも、長い目でみれば何万円何十万円の差になり得るのです。

少し前のデータではありますが、MCAが2019年に実施したアンケートによると、スマホ会社を乗り換える理由に「月々の通信量が安くなりそうだから」と答えた人は7割にものぼります。

同じように少しでも月額料金を安くしたいという人は、MNOではなくMVNOのスマホ会社を選ぶことをおすすめします。

おすすめのスマホ会社:日本通信SIM、HISモバイル、NUROモバイル、IIJmio、イオンモバイル、リブモなど

通信速度で選ぶ

スマホ会社を乗り換える際、乗り換え先の電波や通信速度が気になる人は多いのではないでしょうか。

MVNOは、MNOの回線を借りているので、両者の電波状況に優劣はありません。

しかし、回線の“一部”を借りているに過ぎないため、混雑時には通信速度が不安定になりがち。とはいえ、SNSや動画の視聴など、一般的な使い方には問題ない通信速度でしょう。

もしも、一時的な速度低下さえ許容できない場合は、通信速度の速いスマホ会社を選ぶとよいでしょう。

おすすめのスマホ会社:ahamo、povo、LINEMO、UQモバイル、ワイモバイル、NUROモバイルなど

サポート体制で選ぶ

「スマホの操作に自信がない」
「困ったときは対面で教えてほしい」

このような人は、実店舗を展開しているスマホ会社がおすすめ。もしものときは、窓口で対面によるサポートを受けられます。

実店舗を持つスマホ会社は少なく、料金も高くなりがちなのがネックですが、安心には代えられないでしょう。

おすすめのスマホ会社:楽天モバイル、UQモバイル、ワイモバイル、mieno、イオンモバイルなど

キャンペーンで選ぶ

「キャッシュバックがほしい」
「お得な割引を利用したい」

特に重視するポイントが思いつかなかったり、これといったこだわりがなかったりする場合は、キャンペーンの内容で決めるのも一つの手でしょう。

なかには、現金をキャッシュバックしてくれたり、基本料金を数ヶ月にわたって割引してくれたりするスマホ会社もあります。各スマホ会社の基本スペックに加えて、キャンペーンの内容も確認しておけば、よりお得に契約することができるでしょう。

おすすめのスマホ会社:楽天モバイル、LINEMO、NUROモバイル、IIJmioなど

スマホ会社乗り換えの手順

作業の順番

手順を知っていれば、決して難しくないスマホ会社の乗り換えですが、不慣れな人は右も左もわからないことでしょう。

ここでは、スマホ会社を乗り換える手順を以下の3STEPで紹介しています。

①SIMロックの解除(必要な場合のみ)
②MNP予約番号の取得
③乗り換え先のスマホ会社に申し込み

①SIMロックの解除(必要な場合のみ)

2021年10月以前に発売した端末に搭載されている可能性の高い「SIMロック」という機能をご存知でしょうか。

これは、端末を購入したスマホ会社以外の回線で通信ができなくなる機能のこと。たとえば「docomoで買ったスマホはdocomo回線でしか使えませんよ」という機能です。

もしも今お使いのスマホにdocomoのSIMロックが掛かっている状態なら、auやSoftBank、楽天モバイルの回線を使用したスマホ会社に乗り換えても、そのスマホを使うことはできません。

一方、端末の購入先がdocomoで、乗り換え先もdocomo回線を使用したスマホ会社である場合は、今お使いのスマホをそのまま使い続けることができます。

ただし、SIMロックにユーザー側のメリットは一つもありませんし、解除することによりどのスマホ会社でも使い続けることができるので、この機会にぜひ解除しておきたいところです。

SIMロックを解除するには以下の2つの方法があるので、ひとつずつ説明します。

・ショップで解除する(有料)
・Webで解除する(無料)

ショップで解除する場合

端末を購入したスマホ会社の窓口へ行けば、スタッフがSIMロックの解除を行ってくれます。

ただし、手数料3,300円が発生するので、Webで自分で手続きする方がお得です。

Webで解除する場合

スマホ会社手順
docomoマイドコモにログイン→メニューの中から「サービス一覧」を選択→「SIMロック解除」→必要項目の入力→手続き完了
auMy auにログイン→メニューの中から「契約内容手続き」を選択→「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択→必要項目の入力→手続き完了
SoftBankマイソフトバンクにログイン→メニューの中から「契約・オプション管理」を選択→必要項目の入力→手続き完了

②MNP予約番号の取得

いまお使いの電話番号のままスマホ会社を移動することを「MNP」と呼び、これを利用するには一定の手順を踏まなければなりません。とはいえ、難しいことはなく以下の手続きを行うだけです。

「乗り換え元でMNP予約番号を取得」→「乗り換え先の申込時にMNP予約番号を入力」

なお、MNP予約番号を取得には以下の2つの方法があるので、ひとつずつ説明します。

・電話で手続きする(無料)
・Webで手続きする(無料)

電話で手続きする場合

電話でMNP予約番号を取得する際の連絡先と受付時間は以下のとおりです。

スマホ会社連絡先受付時間
docomo一般電話から:0120-800-000
ドコモの携帯電話から:151
9:00~20:00
au0077-754709:00~20:00
SoftBank0800-100-55339:00~20:00

Webで手続きする場合

WebでMNP予約番号を取得する際の手順は以下のとおり。電話での手続きと違って24時間対応です。

スマホ会社手順
docomoマイドコモにログイン→「その他のお手続きはこちらから」→「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」
auMy auにログイン→「スマートフォン・携帯電話」→「お問い合わせ / お手続き」を選択→「MNPご予約」
SoftBankマイソフトバンクにログイン→「設定・申し込み」→「契約者情報の変更」→「番号ポータビリティー(MNP)予約関連手続き」→「番号ポータビリティー」(MNP)予約」

③乗り換え先のスマホ会社に申し込み

MNP予約番号を取得したら、いよいよ乗り換え先の公式サイトもしくは店舗で申し込み手続きを行ってください。

なお、申し込みの際には、以下のものを準備しておくとスムーズに手続きを進めることができます。

・MNP予約番号
・本人確認書類(免許証、マイナンバーカード等)
・クレジットカード

おすすめのスマホ会社18選

黒板に良い評価の画像

約30社ほどあるスマホ会社のなかから、厳選したおすすめのスマホ会社を18社ご紹介します。

各スマホ会社にしかない個性を中心に、基本料金やデータ容量、使用回線などのスペックについても丁寧に解説。ぜひ、スマホ会社選びの参考にしてみてください。

ahamo

ahamo公式サイトのトップページ

出典:ahamo

docomoのオンライン限定格安プラン

基本料金(税込)データ容量かけ放題
2,970円20GB5分以内のかけ放題

docomoのオンライン限定プラン「ahamo」は、安心のdocomo回線を使えて月額料金も安価なのが魅力。データ容量20GBに加えて、5分以内のかけ放題も付いていることを考えると、2,970円(税込)はかなりお得でしょう。

もっと多くのデータ容量が必要だという人には、データ容量を100GBに増やすことができる月額1,980円の「大盛りオプション」がおすすめ。オプション料金が実質無料のキャンペーンも実施中なので、スマホヘビーユーザーは今が乗り換えのチャンスです。

一方で、「毎月数GBしか使わない」というライトユーザーは、データ容量を持て余してしまう可能性が高いので、おすすめできません。

使用回線docomo
速度制限時の通信速度1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「大盛りオプション(+80GB):1,980円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「大盛りオプション実質無料」ほか
eSIM
実店舗なし

povo

povo公式サイトのトップページ

出典:povo

auのオンライン限定格安プラン

データトッピング1GB3GB20GB60GB180GB使い放題
料金(税込)390円990円2,700円6,490円12,980円330円
利用期限24時間30日間30日間90日間180日間24時間

auが提供するオンライン限定の格安プラン「povo」。必要な時に必要な分だけ課金するというプリペイド型で、使わなければ0円という、他社にはない画期的な料金設定が魅力的です。

ただし、逆にいえば「必要な時に必要な手続きを自分でできること」を前提にしたプラン。オンライン限定のため店舗での契約はもちろん、相談や質問することもできないので注意してください。

高速で安定したau回線を使えるのもメリットの一つですが、速度制限時の通信速度は128kbps。この速度ではほぼ何もできないため、データ通信時はデータトッピングが必須といえます。

使用回線au
速度制限時の通信速度128kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン特になし
eSIM
実店舗なし

LINEMO

LINEMO公式サイトのトップページ

出典:LINEMO

SoftBankのオンライン限定格安プラン

プラン名基本料金(税込)データ容量LINEギガフリー
ミニプラン990円3GB
スマホプラン2,970円20GB

「LINEMO」は、SoftBankが提供するオンライン限定の格安プランで、ヘビーユーザーとライトユーザーに向けた2種類のプランから選択できるのが特徴。大手キャリアの高品質な回線を使えるメリットも大きく、コストパフォーマンスに優れています。

LINEのトークや音声通話、ビデオ通話によるデータ容量を消費しない「LINEギガフリー」が両プランに付いているのも嬉しいポイント。「家族や友人との連絡はLINEがほとんど」というユーザーにおすすめのキャリアです。

ミニプランの場合は「基本料金8ヶ月実質無料キャンペーン」が、スマホプランの場合は「乗り換えで15,000ポイント還元キャンペーン」が実施中なので、下記のリンクから詳細を確認してみてください。

使用回線SoftBank
速度制限時の通信速度スマホプラン:1Mbps、ミニプラン:300kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「ミニプランの基本料金8ヶ月実質無料」ほか
eSIM
実店舗なし

楽天モバイル

楽天モバイル公式サイトのTOP

出典:楽天モバイル

どれだけ使っても月額3,278円

データ容量3GBまで20GBまで20GB以上
基本料金(税込)1,078円2,178円3,278円

docomo・au・SoftBankに次ぐ第4のMNOとして、自社回線によるサービスを提供している楽天モバイル。「電波がつながりにくい」などの自社回線ゆえのデメリットもありますが、「専用アプリでかけ放題」や「3,278円でデータ通信使い放題」など、魅力的なメリットも多いです。

選べるプランは1つだけ。データ通信を行なった分だけ基本料金が上がる従量課金型を採用しています。たとえ月に300GB使おうとも、基本料金は最大で3,278円という破格のコスパ。もちろんテザリングにも対応しています。

使用回線楽天モバイル
通話料金22円/30秒(税込)※「Rakuten Link」アプリ利用で無料
オプション「故障紛失保証 with AppleCare Services」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「コンテンツ特典3ヶ月無料」ほか
eSIM
実店舗1000店舗以上

UQモバイル

UQモバイル公式サイトのトップページ

出典:UQモバイル

auのサブブランドで安定の通信速度

プランSML
データ容量3GB15GB25GB
基本料金(税込)1,628円2,728円3,828円
割引後(税込)990円2,090円2,970円

「UQモバイル」はauが提供するサブブランド。auの回線をそのまま利用しているため、MVNO特有の「通信速度が不安定」という弱点がありません。基本料金は他のMVNOに比べて高めですが、全国2,700店舗以上のサポートを受けられることを考えると妥当でしょう。

下記サービスのいずれかを契約していれば、月額料金が割引されます。ただし、割引適用前の月額料金は割高であるため、どのサービスも使っていない場合はおすすめできないスマホ会社です。

・auひかり/auひかり ちゅら
・au ホームルーター 5G/auスマートポート
・WiMAX +5Gルーター
・auでんき

実店舗で相談しながら契約できるのが魅力のUQモバイルですが、「他社からの乗り換えで最大13,000円分還元」のキャンペーンは、オンラインからの申し込みが条件なので注意してください。

使用回線au
速度制限時の通信速度プランS:300kbps、プランM or L:1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「データ増量オプションⅡ:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「乗り換えで最大13,000円分還元」ほか
eSIM
実店舗2700店舗以上

ワイモバイル

ワイモバイル公式サイトのトップページ

出典:ワイモバイル

プランSML
基本料金(税込)2,178円3,278円4,158円
2回線目以降(家族割)990円2,090円2,970円
データ容量3GB15GB25GB

SoftBankのサブブランドである「ワイモバイル」は、前述したauのサブブランドである「UQモバイル」とメリット・デメリットがとてもよく似ています。こちらも、安定した通信速度と実店舗で相談できる体制が魅力といえます。

料金プランも似ていますが、こちらは他サービスとのセット割ではなく、複数の回線を契約することによる家族割を採用。ただし、上記のとおり1回線目の月額料金が割高なため、単身での乗り換えはおすすめできません。

また、「他社からの乗り換えで最大11,000円分還元」のキャンペーンは、UQモバイルと同じくオンラインからの申し込みが条件なので注意してください。

使用回線SoftBank
速度制限時の通信速度プランS:300kbps、プランM or L:1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「データ増量オプションⅡ:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「乗り換えで最大11,000円分還元」ほか
eSIM
実店舗2700店舗以上

OCNモバイルONE

OCNモバイルONE公式サイトのトップページ

出典:OCNモバイルONE

データ容量500MB1GB3GB6GB10GB
基本料金(税込)550円770円990円1,320円1,760円

NTTドコモのグループ会社「エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社」が運営しているMVNOブランド「OCNモバイルONE」。あくまでも「ドコモのサブブランドではない」とアナウンスされていますが、実態はサブブランドといっても過言ではありません。

というのも、ただのMVNOにしては通信速度が速すぎるし、安定しすぎているからです。とはいえ、ユーザーからすればメリットでしかないので、特に気にすることではないでしょう。

また、UQモバイルやワイモバイルのように割引価格ありきの料金プランではないことは大きなメリット。MVNOならではの安さとサブブランド並みの安定性を兼ね備えた、超優良スマホ会社です。

使用回線docomo
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「完全かけ放題:1,430円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「スマホ下取りキャンペーン」ほか
eSIM×
実店舗100店舗以上

mineo

mineo公式サイトのTOP

出典:mineo

パケット放題Plusでデータ使い放題

データ容量1GB5GB10GB20GB
基本料金(税込)1,298円1,518円1,958円2,178円
パケット放題 Plus+385円+385円無料無料

株式会社オプテージが提供するMVNOキャリア「mineo」。選べる3つの回線と「パケット放題 Plus」によるデータ使い放題が魅力です。

mineoは、MVNOキャリアでは珍しく、docomo・au・SoftBankの3回線から選んで契約できます。これにより、SIMロック端末のロック解除は必須ではなくなります。もちろん、ロックを解除しておくにおくに越したことはないのですが、初心者が越えなければならない「キャリアロックの解除」を無視できるのは大きなメリットでしょう。

また、データ容量超過後の通信速度が1.5Mbpsとなる「パケット放題 Plus」をオプションとして付けておけば、高速通信ではないもののデータ使い放題が実現します。1GBプランと組み合わせれば、最低1,683円データ使い放題となるのでおすすめです。

使用回線docomo、au、SoftBank
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「パケット放題 Plus:385円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「かけ放題サービス1年間割引」ほか
eSIM
実店舗195店舗

NUROモバイル

NUROモバイル公式サイトのTOP

出典:NUROモバイル

安定の通信速度とコスパ

プラン名VSプランVMプランVLプランNEOプラン LiteNEOプラン
データ容量3GB5GB10GB20GB20GB
基本料金(税込)792円990円1,485円2,090円2,699円

SONYグループが提供するMVNOキャリア「NUROモバイル」。ライト・ミドルユーザー向けの「バリュープラン」と、通信速度重視のヘビーユーザーへ向けた「NEOプラン」から選ぶことができます。

大容量20GBが使える「NEOプラン」と「NEOプラン Lite」は、NEOプラン専用に用意した回線とSONY独自のAI技術によって、MVNO特有の通信速度の不安定さを解消。大手キャリア並みの通信速度と割安な料金設定を両立させた魅力的なプランです。

一方、バリュープランはコスパ重視のプラン。その証拠に、VLプラン(10GB)は同容量で比較して全キャリアで最安料金となっています。

使用回線docomo、au、SoftBank
速度制限時の通信速度200kbps ※NEOプランは1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:490円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「現金15,000円キャッシュバック」ほか
eSIM×
実店舗なし

IIJmio

IIJmio公式サイトのTOP

出典:IIJmio

中・大容量プランのコスパが良い

データ容量2GB4GB8GB15GB20GB
基本料金(税込)850円990円1,500円1,800円2,000円
割引後(税込)440円550円1,060円1,360円1,560円

株式会社インターネットイニシアティブが提供するMVNOキャリア「IIJmio」。15GBの基本料金は全キャリア中で最安、20GBにおいても業界最安級となっており、非常にコスパの良い格安SIMです。

また、「6ヵ月間基本料金割引」や「7ヵ月間通話オプション料金割引」などの豊富なキャンペーンも魅力的。ほかにも、端末料金が大幅割引となるキャンペーンなどが実施されているため、この機会にスマホを買い替えるのもアリでしょう。

使用回線docomo、au、SoftBank
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:500円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「6ヵ月間基本料金割引」ほか
eSIM
実店舗あり

日本通信SIM

日本通信SIM公式サイトのトップページ

出典:日本通信SIM

業界最強のコストパフォーマンス

シンプル290プランみんなのプラン20GBプランかけほプラン
データ容量1GB6GB20GB3GB
通話定額なし70分無料70分無料無制限かけ放題
基本料金(税込)290円1,390円2,178円2,728円
追加データ料(1GB)220円275円275円275円

日本通信SIMが提供するプランは総じてコストパフォーマンスが高く、基本スペックに対する料金の安さは業界一。その根拠として、今回は「シンプル290プラン」と「20GBプラン」について解説します。

「シンプル290プラン」は、データ容量1GBで基本料金290円のプラン。1GBを超過した場合は、都度220円/1GBでデータ容量を追加購入する形になっています。下記表のとおり、合計5GB未満までは業界最安の基本料金で利用できるため、ライトユーザーにおすすめのプランです。

1GB2GB3GB4GB5GB
日本通信SIM シンプル290プラン290円510円730円950円1,160円
HISモバイル550円770円
リンクスメイト737円770円902円1,078円1,210円
IIJmio850円990円
nuroモバイル792円990円

一方、「20GBプラン」はヘビーユーザー向けで、データ容量20GBが基本料金2,178円で利用できるプラン。さらに、70分間の無料通話まで付いているから驚きです。
70分間の無料通話を700円相当と仮定すると、20GBのデータ容量は1,478円というあり得ない料金設定。20GBの業界最安プランを提供している「イオンモバイル」でさえ月額1,958円なので、日本通信SIMの「20GBプラン」のコスパがいかに優れているかが窺えます。

使用回線docomo
速度制限時の通信速度128kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション公式サイトを参照
5G通信なし
キャンペーン特になし
eSIM
実店舗なし

y.u mobile

y.u mobile公式サイトのトップページ

出典:y.u mobile

U-NEXT会員におすすめ

U-NEXTとヤマダ電機の合弁会社として設立された「Y.U-mobile株式会社」が提供するMVNOブランド「y.u mobile」。U-NEXT会員やこれから会員登録しようと考えている人にとっては、かなりコスパの良いスマホ会社です。

おすすめのプランは「シングル U-NEXTプラン」。基本料金にU-NEXTの月額料金(2,189円)が含まれているため、実質10GBで781円という破格の料金設定となっています。

ちなみに、10GBプランの業界最安料金はNUROモバイルの「VLプラン」。それでも基本料金は1,485円なので、いかに「シングル U-NEXTプラン」のコスパが優れているかわかるでしょう。

NUROモバイル VLプラン(10GB)y.u mobile シングル U-NEXTプラン(10GB)
1,485円実質781円

また、毎月付与される1,200円分のU-NEXTポイントで10GBのデータチャージが可能。1GBあたり120円という、こちらも破格のコスパです。

使用回線docomo
速度制限時の通信速度128kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「10分かけ放題:550円」ほか
5G通信なし
キャンペーン「月額料金最大4ヶ月無料」ほか
eSIM×
実店舗なし

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル公式サイトのTOP

出典:BIGLOBEモバイル

エンタメフリーオプションでデータ使い放題

データ容量1GB3GB6GB
月額料金(税込)1,078円1,320円1,870円
2回線目以降(税込)858円1,100円1,650円
エンタメフリーオプション+308円+308円+308円

YouTubeをはじめ、U-NEXTや音楽アプリなどの対象アプリによるデータ通信が使い放題になる「エンタメフリー・オプション」が特徴的なBIGLOBEモバイル。対象アプリは全21種と豊富なので、ぜひ一度公式ページから対象アプリを確認してみてはいかがでしょうか。

ただし、基本料金は決して安くないので、「エンタメフリー・オプション」を利用しない場合は別のスマホ会社をおすすめします。

全国の家電量販店に実店舗を展開していますが、料金プランや申し込みの相談・新規申し込みの対応のみ。プラン変更や各種設定、解約手続きはできないため、サポートを求めて選ぶキャリアではないでしょう。

使用回線docomo、au
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「エンタメフリーオプション:308円」ほか
5G通信docomo回線のみあり(無料)
キャンペーン「エンタメフリーオプション6ヵ月無料」ほか
eSIM×
実店舗あり

HISモバイル

HISモバイル公式サイトのTOP

出典:HISモバイル

7GB – 990円の良コスパ

データ容量1GB3GB7GB20GB
月額料金(税込)550円770円990円2,190円

2022年5月からの新料金プランで、格段にコスパが良くなった「HISモバイル」。特に7GBで月額990円は全スマホ会社のなかでもダントツの最安値となっています。

同じ1,000円前後でも、HISモバイルと他のスマホ会社では使えるデータ容量が全然違います。下記の表を見れば一目瞭然ですが、改めてHISモバイルのコスパの良さがわかるでしょう。

スマホ会社HISモバイルNUROモバイルLINEMOpovo2.0楽天モバイルイオンモバイル
データ容量7GB5GB3GB3GB3GB3GB
基本料金990円990円990円990円1,078円1,078円

また、11円/30秒(税込)でも安い部類である通話料が、9円/30秒(税込)というのも好印象。コスパの追求に力を入れていることが見てとれるでしょう。

使用回線docomo
速度制限時の通信速度128kbps
通話料金9円/30秒(税込)
オプション「5分かけ放題:500円」ほか
5G通信なし
キャンペーン「複数回線同時申込で最大8,250円キャッシュバック」ほか
eSIM
実店舗111店舗

リペアSIM

リペアSIM公式サイトのTOP

出典:リペアSIM

アイサポの利用料が10%割引に

データ容量3GB10GB20GB
月額料金(税込)980円1,680円1,980円

iPhone修理専門店「アイサポ」でお馴染み、株式会社ギアが運営するMVNOキャリア「リペアSIM」。知名度こそ低いですが、コスパが良く珍しい特徴があるためご紹介します。

契約期間中は、iPhone修理専門店「アイサポ」が10%引きで利用できるという個性的な特典付き。「よくスマホを壊してしまう」という人にもおすすめできるスマホ会社です。また、20GBプランは業界最安級と、コストパフォーマンスにおいても申し分ありません。

使用回線docomo、SoftBank
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション「10分かけ放題:850円」ほか
5G通信なし
キャンペーン特になし
eSIM×
実店舗なし

イオンモバイル

イオンモバイル公式サイトのTOP

出典:イオンモバイル

全国のイオンで手厚いサポート

データ容量1GB2GB3GB4GB5GB6GB7GB8GB9GB10GB20GB30GB40GB50GB
月額料金(税込)858円968円1,078円1,188円1,298円1,408円1,518円1,628円1,738円1,848円1,958円3,058円4,158円5,258円

あの大手イオングループが提供する「イオンモバイル」。1GB単位で選べる豊富なプランと全国のイオンに店舗を構える手厚いサービスが魅力的です。

なお、20GBは全スマホ会社で最安料金、30GBにおいても最安級のコスパ。月々のデータ使用量が多いスマホヘビーユーザーにおすすめです。

全国のイオンで店舗を展開しており、その数は200以上。新規申し込みはもちろん、契約情報の変更やスマホの購入などにも対応しています。手厚いサポートを求める初心者におすすめのスマホ会社です。

使用回線docomo、au
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション「10分かけ放題:935円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「10,000WAONポイントプレゼント」ほか
eSIM×
実店舗200店舗以上

LIBMO(リブモ)

LIBMO公式サイトのTOP

出典:LIBMO

大容量帯のコスパが良い

データ容量1GB5GB20GB30GB
月額料金(税込)1078円1,518円1,991円2,728円

株式会社TOKAIコミュケーションが提供するMVNOキャリア「LIBMO」。20GB以上の大容量プランのコスパが良く、スマホヘビーユーザーにおすすめしたいスマホ会社です。

20GBプランの基本料金は業界最安級、30GBプランは業界最安料金です。一方で、5GB以下の小容量プランのコスパは良くないので注意してください。

使用回線docomo、au
速度制限時の通信速度128kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション「5分かけ放題:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「最大2万円相当還元プログラム」ほか
eSIM×
実店舗あり

donedone(ドネドネ)

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出典:donedone

中速通信を大容量かつ低価格で

ビッグローブ株式会社が、BIGLOBEモバイルとは別に提供している個性的なMVNOキャリア「donedone」。キャリア名の由来ともなっている「ドネーション」は英語で「寄付」という意味で、基本料金の一部を寄付に回すことができるというユニークなコンセプトが特徴です。

気になるプラン内容も珍しく、「ベーシックUプラン」は最大通信速度3Mbpsでデータ容量が50GB。「カスタムUプラン」は、選んだ3つのアプリは通信速度の上限なしで50GBまで、その他の通信に関しては最大1Mbpsに制限されます。

50GBの大容量を格安の2,728円で利用することができて、同時に社会貢献にも参加できるdonedoneは、他社にはない魅力を持ったスマホ会社です。

使用回線au
速度制限時の通信速度1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「5分かけ放題:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン特になし
eSIM×
実店舗なし

おすすめのスマホ会社18選のまとめ

本とメガネの画像

30近くあるスマホ会社のなかから、18社に厳選してご紹介しました。どれも魅力的な特徴をもっているため、きっとあなたに合うスマホ会社がみつかることでしょう。

乗り換え元が大手キャリアの従来プランの場合、スマホ会社の乗り換えにより、通信費が半額以下になることも珍しくありません。

ぜひ、この機会に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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